オーランド・ブルームが”自堕落”に!?
映画『ケープタウン』のプロモーションのため、主演俳優のオーランド・ブルームが来日。8月27日、都内にて会見を行った。
公式では7年ぶりの来日。「『ロード・オブ・ザ・リング』で初来日して以来、日本のことが大好きです」と冒頭にあいさつをしたオーランド。「今回も、大好きな日本食や日本のカルチャーを味わって帰りたい」とご機嫌。前日に到着したオーランドは、さっそく原宿や渋谷など日本の街を楽しんだことを明かした。
そんなオーランドの新作は、南アフリカのケープタウンのダークサイドを背景にした重厚なサスペンス。共演は『大統領の執事の涙』のフォレスト・ウィテカー。実際にケープタウンの危険なエリアでも撮影を行った意欲作だ。
「今回、僕が演じた刑事のブライアンは、自堕落ながらも矜持や倫理観をしっかり持っている人物。これまでにない役どころだったのでとても演じがいがありました」とオーランド。役作りについて質問されると「特に意識したのは、アクセントと体型です。南アフリカはなぜかマッチョタイプの人が多くて(笑)。僕も6カ月間、トレーニングをして体作りをしました」と明かした。
また、この日はゲストとして佐々木希が花束を持って登場。オーランドの出演作『エリザベスタウン』が特に好きという佐々木は「スクリーンでもかっこいいけど、実物も本当にかっこいい! オーラがすごくて、顔が小さくて…」とメロメロ。本作の感想を聞かれ「オーランドさんの肉体美も素敵でしたが(笑)、周囲の誰からも信用されないように見えて、実はとても信頼できる人物である主人公に引きつけられました。女性は、ああいうタイプの人にひかれると思います(笑)」と、女性目線で本作をアピール。するとオーランドが「佐々木さんにプロモーションしてもらったほうが良さそう。これからヨーロッパでプロモーションをするのでお願いします(笑)」。佐々木もうれしそうに「付いていきます(笑)」と返していた。
終始にこやかだったオーランド。「いつも応援し続けてくれて、ありがとうございます。ミンナ、ダイスキ!」と日本のファンにメッセージを送り、笑顔で締めくくった。
映画『ケープタウン』は全国公開中。