KEYWORDで見るニュース 2014.8.29〜2014.9.11

名護市議選
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設への賛否が焦点となった名護市議選(定数27)が7日投開票され、移設に反対している稲嶺進市長を支える市長派が14議席を獲得し、過半数を維持した。移設に反対する公明党は改選前と同数の2議席。移設を条件付きで容認する反市長派は1議席増の11人が当選した。

維新の党
 9月中の合流を目指す日本維新の会と結いの党が7日、東京都内のホテルで新党設立準備会合を開き、1年間は双方から代表を出す共同代表制を採用することで合意した。両代表の役割分担などは21日の結党大会までに調整。執行部とは別に国会議員による執行体制をつくる方向で検討する。新党名については、「維新」が入った名称を両党の所属議員から募り、10日の両院議員懇談会で決める予定となったのだが、9日、「日本維新の党」「維新の会」を提案した維新に対し、江田氏ら結い側が「代わり映えがしない」と不満を表明。「10日に決めなくてもいい」と“破談”をにおわす発言も出た。
 結局10日に開かれた、合同の両院議員総会における投票で新党名は「維新の党」に決定。こんなことで「野党再編」は可能なのだろうか…。

非常任理事国
 国連安全保障理事会の非常任理事国は任期2年の10カ国で構成され、毎年半数ずつ改選される。各地域グループで事前調整するが、調整が付かず投票に持ち込まれることもある。
日本は来年10月の改選でアジア太平洋枠の1議席をバングラデシュと争っていたが、6日に安倍首相がバングラデシュの首都ダッカでハシナ首相と会談。ハシナ首相は立候補を取り下げ、日本を支持すると述べ、日本の非常任理事国当選が確実となった。