バスケ界改革に向け川淵氏がチェアマン就任
日本バスケットボール協会が国際連盟(FIBA)から無期限の国際試合停止処分を受けた問題で、改革を主導する特別チームが1月28日、東京都内で初会合を開いた。メンバーは計10人で、まとめ役のチェアマンに川淵三郎・日本サッカー協会最高顧問とFIBAのワイス財務部長が就いた。
川淵氏はナショナルリーグとTKbjリーグの統合について、「Jリーグを創設した時のほうがやさしかった。強力な夢のある新リーグを作る」と語った。5月下旬までにあと4回の会合を行い、FIBAへ提言をまとめるため、自ら関係者から意見を聞くなどして素案作りに携わる。「会合に煮詰まった提案をできるかが勝負。いかに堂々巡りさせないところで(協議を)切るかだ」と述べ、スピード感とリーダーシップを持って改革にあたる意志を示した。