1周年フェア 東京駅に北町奉行所が出現!?『北町ダイニング』

東京で再発見!新旧クールジャパン

 時代劇や時代小説にもよく登場する江戸の名所といえば、北町奉行所。実はJR東京駅は、江戸時代に北町奉行所があった跡地に隣接している。八重洲北口の飲食ゾーン「北町ダイニング」の名称やロゴは、この北町奉行所にちなんでいるのだ。

 19日に開業1周年を迎える「北町ダイニング」では東京周辺の歴史を楽しく、身近に感じてもらおうと、北町奉行所や江戸文化にちなんだ記念企画を実施中。

 注目は、なんと幅約4メートルの「お白洲パネル」。時代劇さながら、お奉行様や“原告”“被告”も描かれているので、ぜひ仲間と一緒に顔出ししてみよう。さらに期間中は時間限定で特別価格の「北町メニュー」を楽しめる「北町タイム」を開催。タイム中ははっぴを着たスタッフが江戸っ子らしく盛り上げる。

『北町ダイニング』1周年フェア
【期間】「お白洲パネル」常時設置/「北町タイム」開催中〜3月14日(土)【会場】JR東京駅八重洲北口 グラングルメ2階「北町ダイニング」【URL】http://www.tokyoinfo.com

江戸ッ娘 -kawaiiの系譜
江戸ガールは“カワイイ”!

 ときにガーリーに、ときに個性的に、こだわりのファッションを楽しむのは現代女性に限ったことではない。日本のガールズファッションの聖地・原宿にある太田記念美術館では、江戸のガールズファッションに迫る浮世絵の展覧会を開催中だ。
 遊女、町娘、武家の姫君…浮世絵に描かれた女性たちが身に着けている着物やヘアアイテムは、どれもファッションへの並々ならぬこだわりを感じさせるものばかり。女の子らしい色使いやデザインを楽しんだかと思えば、大胆で奇抜な柄の着物に挑戦してみたり、着こなしでファッションセンスを演出したり。さらには流行のメイクを取り入れたり、動物モチーフが大好きだったりと“kawaii”を追求する江戸ガールの心意気には、現代の女子たちも共感間すること違いなし。

『江戸ッ娘 -kawaiiの系譜』
【期間】開催中〜26日(木)【時間】10時30分〜17時30分(入館は17時まで)【会場】太田記念美術館【休】月曜【料金】一般700円、大高生500円、中学生以下無料【問い合わせ】03-5770-8600(ハローダイヤル)【URL】http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/

NULL
特別展『鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─』
愉快な動物たちに萌え!


 日本で最も有名な絵巻、国宝・鳥獣戯画が東京にやってくる! 墨線のみで動物や人物たちを躍動的に描いた、日本絵画史上屈指の作品である鳥獣戯画は、甲・乙・丙・丁の4巻が伝わっており、それぞれ異なる時代、異なる人物が描いたと考えられている。ウサギやサルなどの動物たちがユーモラスに描かれた姿でよく知られている“擬人化”作品の他にも、遊びに興じる人々や、儀礼や祭礼の様子を描いたものなど、その内容はさまざま。最新の解説と合わせて、修理を終えた全4巻と、そこから離れていた5幅を一挙展示する。


特別展『鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─』
【期間】4月28日(火)〜6月7日(日)【時間】9時30分〜17時(金曜は20時、土日祝は18時閉館。入館は閉館の30分前まで)【会場】東京国立博物館 平成館 【休】月曜(5/4は開館、7日は休館)【料金】一般1600円、大学生1200円、高校生900円【問い合わせ】03-5770-8600(ハローダイヤル)【URL】http://www.chojugiga2015.jphttp://www.chojugiga2015.jp
本展のチケットを読者5組10名にプレゼント!(係名『鳥獣戯画展』チケット)