友香の素 vol.149 馬に、にんじん。
お天気が良いと、本当に気持ちのいい季節になりましたね〜。冬の間は枯れたように枝ばかりになっていたハーブや花も、根元や枝の節なんかをよく見ると、新芽が顔を出し始めています。チューリップや水仙などの球根類も、暖かな陽射しをいっぱいに浴びてぐんぐんと成長中だし、これからの季節はガーデンが元気なので観賞や収穫を楽しみたいと思います。
収穫でいうと、先日はにんじん畑に出掛けてきました。といってもまだにんじんは植わっていません。これから種を蒔くので、その前段階の作業のお手伝いです。畑で作業することは、ガーデニングに次いで好きなので前からやっていましたが、今回のにんじん畑にはとっても夢があるんです。にんじんといえば=馬(笑)。乗馬にはスポーツという面もありますが、馬に触れたり、馬の背に跨って歩いて揺られるだけでもリラクゼーション効果が期待されると言われています。そんな優しい馬に、近所の幼稚園生が初夏に会いに来るそうで、その時に、畑から自分の手で採ったにんじんをあげるんですって。にんじんってこういうふうに土に埋まっているんだ〜とか、引っ張っても抜けないよ〜とか、実際に土に触れての、自然の中での体験は子供にとってとっても良い刺激になってくれると思います。
そうして自分で採ったにんじんを馬にあげる。それを馬が食べてくれる。とっても良い思い出になると思います。その将来のための畑作業だったので、もりもり手伝ってきました! 何もしてなくても暑いくらいの陽気だったので、汗をかきかき雑草を抜いて、元肥を撒いて、耕運機をかけました。休憩の時、真っ青な青空と山の緑のコントラストの美しさに感動しながら飲んだ水がおいしかった〜! お手伝いしながら、私も癒やされていました。初夏、幼稚園生のみんなが楽しんでくれたらオバちゃん、ひそかにうれしいわあ。