『奇跡のひと マリーとマルグリット』試写会に15組30名
【日時】5月19日(火)18時30分〜【会場】有楽町朝日ホール(有楽町)
19世紀末、フランスに実在した三重苦の少女マリー・ウルタンと、彼女を教育したシスター、マルグリットの実話を描き、大きな感動を巻き起こしている一本。
19世紀末、フランス・ポアティエ。聴覚障がいをもつ少女たちのための学院・ラルネイ聖母学院に、生まれつき目も耳も不自由な少女・マリーがやってくる。生まれて以来14年間、しつけも教育も受けずに育ったマリーはまるで野生動物のように獰猛だった。しかし、若くして不治の病を抱え、近づく死の気配を感じながら生きていたマルグリットは、そんな彼女に強い魂の輝きを見出し自らマリーの教育係を申し出る。まるで戦いのような教育の日々を経て、ついにマリーは言葉を理解する。しかしマルグリットの命の期限は、目前に迫っていた…。
主演のマリーを演じたのは、自身もハンディキャップを抱えるアリアーナ・リヴォアール。前半はまさしく野性児のように、後半は世界を知る喜びにあふれた姿を生き生きと演じた奇跡の女優に、喝さいが起きている。6月、シネスイッチ銀座ほか全国公開。