KEY WORD で見るニュース 2015.4.10〜2015.4.23

例外なき事前承認
 安全保障法制に関する与党協議会が21日、国会内で開かれた。協議会では国会承認をめぐり、自民党の高村正彦副総裁と公明党の北側一雄副代表が取りまとめた「国会承認の在り方について」と題する案を提示。国際平和支援法に基づく自衛隊の海外派遣では、国会の事前承認を義務付けたうえで「国会閉会中の場合または衆院が解散されている場合であっても、国会を直ちに召集するなど所要の手段を尽くすこととし、事前承認に例外は設けない」と明記した。

90連敗
 東京六大学野球の東大は4月18、19日の早大戦に敗れ、連敗が「90」(2分けを挟む)に達した。
 東大の白星は2010年秋に早大から挙げたのが最後。今季も開幕から明大と早大に4連敗を喫している。4試合の総得点が2にとどまっているのに対して総失点は23。得点力不足は深刻で、3試合で零封されている。
 次戦は5月2日の慶大戦。

バンドン会議
 米国と旧ソ連による東西冷戦の緊張を和らげ、民族自決を進めるための連帯を示そうと、1995年にインドネシアのスカルノ大統領、中国の周恩来首相、インドのネール首相、エジプトのナセル大統領(いずれも当時)らが中心となり開催され、後の非同盟運動につながっていったもの。今年で60年を迎え、記念する首脳会議が、首都ジャカルタで22〜23日の日程で開催された。

131店舗閉鎖
 日本マクドナルドホールディングス(HD)は16日、平成27年12月期の連結最終損益が380億円の赤字になるとの見通しを発表した。赤字は2年連続で、13年の上場以来、過去最大の赤字幅となる。本社の正社員を対象に、約100人の早期退職を実施するほか、不採算店舗131店を年内に閉鎖する業績改善策も発表した。業績悪化を受け、サラ・カサノバ社長が役員報酬を半年間20%減額するなど経営責任を明確化する。