中田氏監修の日本酒情報アプリ

腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!

 日本が世界に誇るもののひとつである日本酒。でも日常生活で、実際飲むとなると、いつも飲むもの、お店がオススメするものばかりで、日本にどれだけ美味しい日本酒があるかはなかなか知ることができない、と思っていたら、なにやらすごいアプリがあるらしいじゃないですか。

「いま日本では日本酒の銘柄は1万5000種類ほどあるのですが、現在そのうちの約6300種類が登録されています。そのお酒の詳細なデータやレコメンド機能もついていますので、ぜひ!」というのは日本酒情報検索アプリ『Sakenomy(サケノミー)』の広報を担当する宮野さん。

 元サッカー日本代表の中田英寿氏が監修とのことですが。

「もともと日本中を旅する途中、日本酒に出会い、酒蔵さんの人柄に触れていくなかで、日本酒ばかりではなく酒蔵さんたちの魅力も伝えたいという思いもあったようです」

 この『Sakenomy』という名前、ちょっとしたダジャレっぽくて耳に残りますね。

「美食文化、美食学を意味するガストロノミーという言葉があって、“Sake”+“nomy”=Sake学として日本酒に親しみ、楽しんでいただきたいという願いがこめられた造語です。“酒飲み”とも引っかかっていて裾野が広がりやすいいい名前だな、と思います」
 ちなみにイタリア語版、英語版もあるとか。2020年に東京でオリンピック・パラリンピックが開催されますが、観光客にも便利なアプリですね。

「それも大事なんですが、中田本人も言っているように、オリンピックを見越してというものではなく、世界に日本酒を文化として根付かせたい、もっと知っていただいて、広めていきたい。そのためのツールのひとつと考えています」

 記者も今日からこのアプリ使ってみます!

㈱サニーサイドアップ Sakenomy PR事務局
宮野友輝さん

「ブラジルに行きたかった」という強い思いから高校卒業後に単身ブラジルに渡りプロを目指したという行動派。ポルトガル語も堪能で、来年のリオオリンピック・パラリンピックへ仕事で行くことはできないかと密かに思案中?