マキタスポーツ主演ドラマをPR 「命がけでやりました」
マキタスポーツが初主演したドラマ『PANIC IN』のDVD-BOX(19日発売)のリリースを控え、10日、都内で特別上映会が行われ、マキタスポーツと第1話にマドンナ役で出演した藤井美菜らが舞台挨拶に立った。
役者としての活躍も目覚ましいマキタスポーツだが、連続ドラマに単独主演するのは初めて。マキタスポーツは「命がけでやりました。コメディーなので命がけに見えないかもしれないけれど、結構命がけでやりました」と胸を張った。
ドラマは、名作映画をオマージュしたパニック&アクション作品。高倉健さんが主演した『新幹線大爆破』やキアヌ・リーヴスの『スピード』のオマージュ「高速バス大爆破」、スティーヴン・セガールの同名の映画に捧ぐ『沈黙のコック』など全10話。マキタスポーツ演じる車田寅雄は、各回ごとに、無職、料理人見習い、スーパーのレジ係、修理工からホストまで、フィットした演技で魅せる。マキタスポーツは、「キアヌ・リーブスがマキタスポーツですよ。ちぐはぐかもしれないけど、変な違和感や面白さにつながっていたら」と、話した。
「最初から最後までマキタスポーツが出ている。当たり前かもしれないですが、初めての経験」と、マキタスポーツ。映画愛にあふれる監督やスタッフに囲まれての現場はまた新たな学びもあったよう。「主演というものがこんなに大変なのかというのも味わえました。それ以降した仕事の質が変わっていくきっかけにもなりました」と、真剣な表情だった。
上映会には、鈴木太一監督、木村好克監督、SABU監督、永野宗典監督も出席した。