石井杏奈 初の主演映画で、さらなる“ステップ”に挑戦!
E-girlsニューシングル『Dance Dance Dance』が9月30日にリリース。さらに初の主演映画『ガールズ・ステップ』が9月12日より全国公開。パフォーマーとして女優として、充実の活動を続ける石井杏奈。この秋、未来へ向かってさらなるステップを踏み出した彼女が、今の思いと大きな夢を語る!
E-girlsニューシングルで新たな魅力全開!
2011年からE-girlsのパフォーマーとして活躍している石井杏奈。そもそもダンスを始めたきっかけとは?
石井杏奈(以下:石井)「両親が、子供が生まれたらバレエを習わせたいと思っていたらしいんですけど、近所にバレエ教室が無くて(笑)。それで小学校2年生くらいに近くにあったヒップホップダンスのスクールに通うことになったのが、ダンスを始めたきっかけです」
その後、5年生のときにダンス大会に出場してスカウト。
石井「本当にびっくりしましたね、芸能界なんて自分には無縁の世界だと思っていたので。興味というか実感が全然沸かなくて、両親に話を聞いてもらっていたので、そのときのことをあまり自分では覚えていないんです(笑)。ダンスは好きでしたけど、当時はまだ自分にとって習い事の一環という意識でしたね。他にもそろばんも習っていたので、今日はダンス、今日は遊び、今日はそろばん、みたいな感じでした」
ますます人気が高まるE-girls。9月30日にはニューシングル『Dance Dance Dance』もリリース。
石井「今回はけっこうダンサブルな曲に仕上がっていて、E-girlsのいつものカラフルでポップというイメージとはまた違った、かっこいいシングルになっているのでは、と思います。ミュージックビデオも見どころの一つです。いつもだとミュージックビデオではカメラ目線を意識して撮影することが多いんですけど、今回はカメラを意識せずに観客を意識して踊ったという感じでした。お芝居の撮影と似ている気がしました。振り付け師さんからも、表情は気にせず必死で踊って、という指示をもらっていたので、とにかくみんなで一つになって踊りました。そんな、メンバーが夢中で踊っている姿も見どころの一つになっていると思います」
E-girlsも活動5年目。これまでの“感動体験”ベスト3は?
石井「まず3位はNHK紅白歌合戦に出場したこと。2位は『ガールズ・ステップ』で映画初主演を務めたこと。そして1位はアリーナツアー『COLORFUL WORLD』ができたことです。特に私は1回目のアリーナツアーに参加できなかったので、本当に感激しました」
自身にとってダンスとは? そしてE-girlsとは?
石井「私にとってダンスとは、夢を与えられるもの。E-girlsとは、夢が詰まっている場所、です」
映画初主演! 女優・石井杏奈の覚悟
今年、前後篇で公開された大作映画『ソロモンの偽証』でも難役をこなし、この秋には初主演映画『ガールズ・ステップ』も公開。女優としても着実に評価を高めつつある。
石井「最初、主演だと聞いたときには不思議な気持ちというか実感がわかなかったんですけど、台本を読んでいるうちに責任感とかプレッシャーがだんだん強くなってきて(笑)。でもそれと同時にうれしさもこみあげてきて、もういろんな気持ちが複雑に絡み合っていました(笑)」
セリフの暗記や役作りはどのように?
石井「台本を覚えることに関しては、今のところ長セリフがあるわけでもないので、わりと平気です(笑)。台本を覚えるときは、帰宅後も時間が少し空いたときや寝る前など、小まめに読むようにしています。役作りは、演じる人物の性格を自分なりに分析したり、その人物の背景を想像してみたりして肉付けしています」
今回演じた主人公・あずさについては?
石井「あずさは八方美人なところがあって、いつも周りの意見についていってしまうんですけど、逆にいえば、すごく素直で優しい子だから自分よりも人に合わせてしまうんだと思います。台本を読んでいるときには客観的に、もっと自分を出していいんだよ、と励ましたい気持ちのほうが強かったんですけど、いざ自分が演じてみると、誰も傷つけないためにはどうしたらいいのか悩んで迷ってしまうあずさの気持ちが、すごく理解できました。学生時代の悩みって、本人たちにとってはすごく大きいことなんですよね。振り返ってみれば私も中学校のころ、あずさと同じようなことがあったな、と」
自然に役に入っていけたと語る。
石井「現場で“よーいスタート”の声がかかったら役になってる、みたいな感じです。役にならなきゃというより自分のなかで自然と役のスイッチが入る感じでした。海のシーンや部活動の場面は“これって青春だよね!”と共感しながら演じることができました。私自身の場合は、友達とのおしゃべりとかテストに一喜一憂したりという日常的な青春ですけど(笑)」
ダンスを通して成長する高校生たちの物語。劇中では、あずさたち“ジミーズ”のダンスシーンも見どころ。他のメンバーはダンス初心者が多かったとか。
石井「みんなが私にダンスのことをいろいろ聞いてくれたので、少しは役に立てたかな、とうれしかったです。あと、みんなで踊る姿を撮影してそれを見ながら反省点を出し合ったり、けっこうハードな筋トレを一緒に頑張ったり。ダンスのレッスンを通して物語の外でもみんなが一つになっていった感じです」
さらに大きな舞台へ“ステップ”アップ!
思い描く、今後の“ステップ”アップとは?
石井「パフォーマーとしては、ドームツアーができるようなアーティストになりたいです。女優としては、賞をたくさん取れるような女優になりたいです。どんな賞? それはやっぱりアカデミー賞最優秀主演女優賞です! 私はまだこの道を歩き始めたばかり。この先長いので、一歩一歩頑張っていきたいと思っています。その中で、いろいろな“夢”を叶えていきたいですね。小学校のときの夢が保育士さんや看護師さんになることだったので、お芝居のなかでその夢を叶えられればうれしいですね。これからもいろいろな作品に挑戦して、いろんな夢を叶えていきたいと思っています」
夢に向かう中で辛いときに支えとなるのは?
石井「私は、悩んでいても自分の中で解決してしまうことが多いんです。辛い時もあきらめたいと思ったことがなくて。一晩寝たら気持ちをリセットできてしまうので(笑)。ただ、この道に入るとき両親から“笑う門には福来る、だよ。どんなことがあっても笑っていなさい”と言われました。だから、いつも笑っていよう、と思っています。笑っていれば本当にいいことが起こりそうな気がします」
最後に、夢に向かって頑張る読者にメッセージを。
石井「夢に向かって一生懸命頑張っている人ってキラキラ輝いていてカッコいいと思います。躓くことや悩むこともあると思いますが、一歩を踏み出す勇気を大切にしてほしいと思います」(本紙・秋吉布由子)
地味でイケてない女子…通称“ジミーズ”が、ひょんなことからダンス部を結成することに! 女子中高生のあこがれ、E-girlsの最年少パフォーマー・石井杏奈。今年公開さた話題作『ソロモンの偽証』での好演も記憶に新しい彼女がついに映画初主演!GENERATIONS from EXILE TRIBEの『ALL FOR YOU』が歌う主題歌にも注目。友情に、恋に、ダンスに…全力で挑む女子たちの成長に、誰もが共感できる、ガールズエンターテインメント。
監督:川村泰祐 出演:石井杏奈、小芝風花、小野花梨、秋月三佳、上原実矩、磯村勇斗、大東駿介、音月桂、山本裕典、塚本高史他/主題歌:GENERATIONS from EXILE TRIBE 『ALL FOR YOU』/東映配給/9月12日より全国公開 http://www.girls-step.com/http://www.girls-step.com/
今年の5月にリリースされた『Anniversary!!』に続く待望のNEWシングル。史上最高のダンス・グルーヴでE-girlsのニューサウンド&スタイルが幕を開ける! 『Dance Dance Dance』 【発売日】9月30日(水)【販売形態】CD+DVD 1800円/CD 1200円/CD(ワンコインシングル)500円 (各税別)【URL】http://e-girls-ldh.jp/