ナノサイズの有害微粒子も除去

 スウェーデンで開発された空気清浄機「ライトエア・イオンフロー」の効果について、新しい研究報告の発表会が17日、東京・港区のスウェーデン大使館で行われた。ノーベル生理学・医学賞授与研究機関であるカロリンス研究所が行った科学的研究により、同製品は空気中からウイルスの除去のみならず、空気中のウイルスの感染力を消すことに効果があると証明、世界的に権威のある科学誌「Nature Scientific Reports」の新しい研究報告として発表。それにより、ライトエア社ではウイルスの空気伝染を消すことに効果があると公式に証明された唯一の空気清浄機であるとしている。

 2011年から日本でも発売されている同商品のラインアップは“サーフィス”“エボリューション”“スタイル”“シグニチャー”の4種類。いずれも手入れが簡単で静寂、スタイリッシュなデザイン性を持ち、省エネで経済効率がいいという特長を持つ。これまで小売店、オンライン、通販が主な販路だったが、ヨドバシカメラ、ビックカメラ・コジマ電気、ヤマダ電機など大型店でも販売開始した。発表会に登壇した同社のロジャー・ソヤ代表取締役社長は、「ナノ粒子と呼ばれるとても小さな有害微粒子も99.9%除去するので、これからの季節に猛威をふるうと予想されるインフルエンザや深刻な大気汚染の原因となるPM2.5といった問題の解決に役立つと思っています」と語った。