本紙コラムニスト小池百合子氏にレジオン・ドヌール勲章

(撮影・蔦野裕)

 本紙コラムニストの小池百合子衆議院議員が9日、フランス大使公邸で行われた叙勲式で、ティエリー・ダナ駐日フランス大使によりレジオン・ドヌール勲章オフィシエに叙された。

 カイロ大学社会学科を卒業しアラビア語も堪能で、小池氏といえば中東のイメージがあるが、実は衆議院日仏友好議員連盟副会長を長く務め、フランスへも定期的に訪問するなど、日仏間の友好・発展に大きく寄与してきた。また2013年にはフランスの自動車大手ルノーの社外取締役に就任するなどフランスとの縁は深い。

 小池氏は叙勲式で「フランス政府からこのような素晴らしい勲章をいただくということで驚きました。そして喜びました。これ以上の光栄はございません」と挨拶。そして20代で初めてパリに渡った時にすべての地下鉄の駅を踏破したエピソードから、第一次安倍政権でNSC創設の準備をしていたときにパリに渡って、フランスの安全保障を参考にしたことなど、さまざまなフランスとのエピソードを交え、感謝の意を表した。