『レッドタートル ある島の物語』試写会に20組40名
【日時】9月10日(土) 9時30分〜【会場】一ツ橋ホール(神保町)
スタジオジブリが気鋭のフランス人アニメーション監督とともに構想10年、制作8年をかけて生み出した珠玉のアニメーション。第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、喝さいを浴びた作品がついに日本公開。
2000年に公開されたマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の『岸辺のふたり』は、わずか8分間の短編にも関わらず世界各国で大きな反響を呼び、アカデミー賞短編アニメーション映画賞など世界各国の賞を多数受賞した。同作と出会ったスタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーは、マイケル監督に長編の制作を打診。マイケル監督は、尊敬する高畑勲監督から長編映画の制作について助言を受けることを条件にこれを快諾した。かくして高畑監督参加のもと、マイケル監督はスタジオジブリとシナリオ・絵コンテ作りから効果音・音楽にいたるまで、やりとりを重ね、実に8年もの歳月をかけ、本作『レッドタートル ある島の物語』を完成させた。
嵐の中、荒れ狂う海に放りだされた男が九死に一生を得て、ある無人島にたどり着いた。必死に島からの脱出を試みるが、見えない力によって何度も島に引き戻される。絶望的な状況に置かれた男の前に、ある日、一人の女が現れた…。どこから来て、どこへ行くのか。命をめぐる物語。
9月17日より全国公開。