人が喜ぶことを常に考えている　仲村淳さん（イースマイル代表取締役社長）

　足指に装着し、姿勢をサポートする「大山式ボディメイクパッド」。やせたい、腰が痛い、膝が痛いという悩みを解消するメカニズムにより大ヒット商品となった。ほかにもアイデア商品を次々と生み出す仲村さんが続けていること。

「33歳ぐらいから、新商品を1カ月に4商品ずつ作り続け、どうやったら売れるのかを考え続けていた。それが物を売る練習となって、その積み重ねが形になってきたと思っています。野球だって練習をしないでいきなりホームランを打てないでしょ。それと一緒です」

　海外にも販路を拡大。

「大山式が海外でも話題になり、売らせてほしいというお話をいただくようになりました。しかし商品をただ預けるだけではなく、実際にその方たちとお会いして、同じ価値観を共有できる仲間になれるかということを大切にしている。ですから、海外に関しては焦らずに一歩ずつやっている状態です」

　大切にしていることは“想像力”とか。

「物を0から作り出すことが想像力だとは思ってないんです。それができるのは、日本でもごく一部だと思う。僕が思う想像力は、相手に何をしたら喜んでもらえるだろうと考える事。何かしら人が喜ぶことを常に考え続けることが想像力だと思っています」

　そんな仲村さんの元気の秘訣は?

「たくさんの方とお会いして皆さんから元気をいただくこと。あとは大山式を付けて姿勢をよくすることですね（笑）」