K-1 2017年第1弾は「初代ライト級王座決定トーナメント」功也の2階級制覇なるか?

 

 K-1の2017年第1弾大会となる「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ?初代ライト級王座決定トーナメント?」(2017年2月25日、東京・代々木競技場第二体育館)で行われるトーナメントの出場選手と組み合わせが20日、発表された。

 1回戦は①平本蓮vsトーマス・アダマンドポウロス、②卜部功也vsゴンナパー・ウィラサクレック、③佐々木大蔵vsウェイ・ルイ、④谷山俊樹vsクリスチャン・スペトゥク。①と②、③と④の勝者が準決勝を戦い、その勝者が決勝を戦う。

 実績でははなんといっても初代?60kg王者で9月大会で行われた「スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント」で優勝した卜部功也が抜けている。しかし今回は階級を上げての参戦ということもあり、未知の部分はぬぐえない。1回戦で対戦するゴンナパーは9月大会で1階級上のスーパー・ライト級の山崎秀晃を圧倒して勝利を収めた選手。

 功也も「(ゴンナパーは)体重ハンディの大きい試合をしているので、この中で一番パワーがあるんじゃないか」と警戒。そして「準備期間があるので、しっかり体を作ってライト級にフィットするようにしっかりトレーニングしたい」と話す。ゴンナパーをクリアしてもダメージをどの程度に抑えられるかが問題。そのへんについては「トーナメントの経験は僕が一番多い。それを生かしてトーナメントでどう勝つか、プランを立てて臨みたい」と話す功也だが、次を考えながら勝てるような相手ではないだけに、勝ち上がっても準決勝以降、苦しい戦いが続きそうだ。