城戸の相手が変更。「決勝は誰が来ても構わない」と城戸は眼中になし!?

ルーク・ウィーラン(cM-1 Sports Media)

「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ?第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント?」(6月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で行われるトーナメントの1回戦で城戸康裕と対戦予定だったジョーダン・ワトソンが練習中のケガで欠場。ルーク・ウィーランが代わって出場することが5日に行われた会見で発表された。

 会見に出席した城戸は「試合映像を見ても強い選手。この階級で僕より手足が長い選手はあんまりいないのですが、ルーク選手は僕よりも背が高くて、それを生かして戦っている。正統派なキックボクサーって感じですね。基本的にはオーソドックスだけどサウスポーでも戦えるし、僕にとって苦手なタイプと言えば苦手なタイプ」と警戒しつつも「ルーク選手もムエタイルールで試合をしていたので、組んだり蹴り足をキャッチしてきたら反則をアピールして減点に追い込んで勝ちます」と公開練習で話していた“減点法”での勝利を予告した。

会見前日の4日、城戸は渋谷109メンズ館4Fの「DIVINER」でコラボサマーセットアップ予約販売イベントでファンサービス(cM-1 Sports Media)

 ルークはK-1フェザー級?スーパー・バンタム級で活躍するジェイミー・ウィーランの実兄で、これまで3つのタイトルを保持している実力者。城戸については「彼の試合は何回か見る機会があった。良く蹴りを使うやつだという印象と、プレッシャーに弱く、いつも冗談ばかり言っていて、物事を真面目にやらないふざけたヤツだって感じかな」と分析。そして勝つのは自分と言わんばかりに「準決勝の相手は恐らくサニー・ダルベックだろう。俺はサニーのファンでもあるから、彼と戦えることがとてもうれしいし、もちろん俺が勝つ。決勝は誰が来ても構わない」と話している。

 今回の選手変更はトーナメントにどんな影響を及ぼすのか…。