7球団競合の清宮 日本ハムが交渉権獲得【プロ野球】
会見する清宮(写真:日刊現代/アフロ)
プロ野球のドラフト会議が10月26日、東京都内のホテルで行われ、早稲田実業高の清宮幸太郎内野手(18)を7球団が1位指名。抽選で日本ハムが交渉権を得た。7球団というのは野手では過去最多に並ぶもので、高校生としても1995年の福留孝介(PL学園高、現阪神)に並ぶ最多の競合。
清宮は同日、学校で会見を開き「やっとスタートラインに立てたなという気持ち。自分を信じてやっていきたい」と話した。日本ハムの本拠地・北海道の印象を聞かれると「寒いなというのと、おいしいものが多いイメージ」。中学生だった平成24年には、東京ドームで行われた日本ハム−楽天戦で始球式を務めたこともあるといい「今思えば、あのときから縁があったのかもしれない」と振り返った。
翌日に指名あいさつに訪れ清宮と懇談した栗山英樹監督は「雰囲気がある。自分の思っていることを言葉にできるのは素晴らしい」と絶賛した。
ソフトバンク2年ぶりの日本一
プロ野球日本シリーズ第6戦が11月4日行われ、ソフトバンクがDeNAを延長の末4−3で破り、対戦成績を4勝2敗として2年ぶりの日本一となった。前身の南海、ダイエー時代を含めて8度目の日本一となる。ソフトバンクは開幕から3連勝と王手をかけたが、嫌な形で2連敗。第6戦も途中までリードを許したが、9回裏に内川が同点ホームランを放ち流れを取り戻すと、延長11回に川島の右前打で試合を決めた。