西京vs椿原 2015K-1甲子園決勝の再戦実現【12・27 K-1】

対戦が決まった西京(左)と椿原(©M-1 Sports Media)

西京「プロとしてしっかり分かりやすく白黒はっきりつけたい」
 K-1実行委員会が12月12日、都内で会見を開き「K-1 WORLD GP JAPAN 2017~SURVIVAL WARS 20127~」(12月27日、東京・後楽園ホール)の対戦カードの変更を発表した。

 第6試合で西京春馬と対戦予定だった大滝裕太が負傷のため欠場。これを受け、K-1甲子園2017-55kg王者・椿原龍矢が西京と対戦することとなった。

 この2人は2015年のK-1甲子園決勝で対戦。この時は西京が判定勝利を収めている。今年のK-1甲子園決勝後の一夜明け会見で、椿原は「プロのリングで西京にリベンジしたい」と話していたのだが、早くもそのチャンスが巡ってきた。

 会見で椿原は「「K-1甲子園の一夜明け会見の時に言うだけやったらタダなんで『西京選手にリベンジしたい』と言ったんですけど(笑)、実際に言ってみて良かったなと思います。K-1甲子園が終わってからも練習は続けとって、まだサウスポー対策はやってないですけど、ちゃんと勝てるように試合したいと思います。K-1甲子園で負けた相手と高校生のうちにリベンジできるのはラッキーだと思いました。(西京は)Krushの-58kgでチャンピオンにもなっていて、めっちゃ強いのは分かっているし、上手い選手です。でもここで西京選手にKOで勝ったら、もしかしたら来年3月の『K’FESTA.1』出場があるかもしれないので、勝ちます」などと話した。

 一方、西京は「対戦相手が椿原選手に変更になると聞いて、正直、モチベーションはがた落ちでした。でも来年(武尊の返上で)空位になるK-1フェザー級のタイトル戦線に向けて大事な試合になると思うので勝ちに行きます。(椿原は)2年前のK-1甲子園の決勝で勝っている相手ですが、しょうもない試合だったので(自分が)勝ったとは思っていません。結果は僕の優勝でしたが、今度はプロとしてしっかり分かりやすく白黒はっきりつけたいです。今回はKrushでチャンピオンになって一発目の試合で、椿原選手と同じレベルでやってないんだぞという試合をしたいです。今年は負けなしで来たので、最高の締めで1年を終わりたいです。試合への気持ちは変わらず、Krushチャンピオンとしてレベルの違いを見せて倒したい」などと話した。

大滝はバイク事故でドクターストップ
 なお大滝は12月5日にバイクを運転中にトラックと接触事故を起こし、全身打撲などの怪我を負い、20日間の加療が必要と診断された。命に別状はないもののドクターストップで今大会を欠場することとなった。