新世代の音でキックオフ!【編集部オススメCD4選】
Everybody!!
WANIMA
大みそかの紅白歌合戦に出場を果たし、いま最も勢いのあるロックバンドのひとつ、WANIMA(ワニマ)がメジャーとしては初となるフルアルバム『Everybody!!』(エビバデ!!)をリリース。ドラマ『刑事ゆがみ』の主題歌『ヒューマン』を筆頭に『やってみよう』『ともに』『CHARM』など全14曲を収録した本作からは、バンドの勢いやほとばしるエネルギー、突き抜けた感、そして爽快感が噴き出していて、聴くほどに走り出したくなるような仕上がりだ。2月1日からは本作を携えてのツアーがスタートする。今年も彼らの勢いは加速するばかり。まずは、本アルバムをチェックしたい。
STARCRAWLER
STARCRAWLER
影響力を持つ数々のバンドを輩出してきた英老舗レーベルのラフトレードが送り出すニューバンド、スタークローラーのデビュー作。ザ・レモンツイッグスの前座を務めて注目を集めた彼らの特長は、重心を下げてどしっとした演奏と、アロウ・デ・ワイルドの歌声や存在感が醸し出す浮世離れしたムードの組み合わせで生まれる、ロックサウンド。楽曲の構成、敢えてアナログテープに録音する手法で制作された音も手伝って、アラフォー世代のハートをくすぐる懐かしさがある。YouTubeで話題になったことがきっかけで、この音をフレッシュに感じる新しい世代にもしっかりとアピールしているのだろう。
BEST GENERATION
GENERATIONS from EXILE TRIBE
ジェネことGENERATIONS from EXILE TRIBE初のベスト盤。デビューから5年間の軌跡を凝縮。『BRAVEIT OUT』から『BIG CITY RODEO』までのシングル、そしてネクストレベルへのキックオフとなる新曲『ALRIGHT!ALRIGHT!』を収録。春にドームツアーも決定。
SEMICIRCLE
THE GO! TEAM
米バンド、ザ・ゴー!チームの最新アルバム。サウンド、そしてビジュアルなどさまざまな表現において実験を繰り返して、世界中のオーディエンスを驚かせ続けている彼らだけに今作もまた新しいスタイルでトライ。イアンが一人で作り上げた前作とは違い、オリジナルメンバーであるニンジャやサム・ドゥーク、現在のライブプレイヤーのインプットを反映した。先行シングル『Semicircle Song』しかり、ファーストトラックの『Mayday』しかり、一つの曲からいろいろな音が聞こえて、濃厚でとても豊かな印象。ボーナストラックを含めて14曲。