女性36歳「結婚してしまった元彼のことが忘れられません」【黒田勇樹のHP人生相談 81人目の3】
こんにちは、黒田勇樹です。
そろそろ年末年始気分から抜け出して、日常生活に戻りつつあるところでしょうか。
僕は2月末から上演される作・演出の舞台『ドロシー』の稽古も始まり、いきなりフルスロットルの毎日となっております。まあ、でもお芝居に関わっていられることは幸せなことで、今年もこんな毎日が続くことを祈っております。
では、今年最初のご相談、いってみましょう。
※編集部注:相談者の前回までのお悩みはこちら( http://www.tokyoheadline.com/385421/ )
「今の状況に酔っていた、イタイ自分に気付きました」
黒田さん、こんにちは。
お返事遅くなり、すみません。
元彼とのメール、側から見たら気持ち悪いやり取りなんですね。今の状況に酔っていた、イタイ自分に気付きました。ありがとうございます。
古いケータイは処分して、元彼のアドレスも消しました。自分のアドレスも年内には変更します。
今彼の件、愚痴聞きまくり大会してみたのですが、今は仕事がうまくいっているようで、特に無いようでした。
なので、彼の過去の愚痴を思い出しながら考えてみたのですが、彼の愚痴は「愚痴」というより、人の「悪口」に近いんじゃないかなと気付きました。例えば「あの人が周りから嫌われすぎてチームがまとまらない」みたいな言い方なんですが、それが私にとっては悪口に聞こえるから共感したり、聞くこと自体しんどかったのかなと思います。愚痴を聞くのが嫌で話すことすら避けてた時期があったので…。
また、元彼と付き合っていた頃と今との変化についてですが、その頃よりはポジティブになりました。新しい趣味ができて交友関係が大きく広がったこと、やりたいことができたことなどが影響していると思います。新しくできた友達は女性ばかりですが、みんな経済的に自立していて仕事もプライベートも楽しんでいる子たちです。彼女たちに影響されて、もっと人生を楽しんで生きようと意識するようになったと思います。だからこそ、今彼がネガティブな愚痴を言うのが気になってきてしまったのかもしれません。
こうして考えてみると、黒田さんの言う通り、変わったのは私ですね…。私が変わったから、今彼への見方が変わり、気持ちも変化したんですね。そしてそこのズレに、元彼への気持ちを絡ませてしまっているだけなんですね、きっと。
愚痴については不発だったので、また頃合いを見て聞きまくり大会してみようかと思います。手応えと言えるか分かりませんが、ひとまずご報告いたします。
お返事お待ちしております。
◆黒田勇樹「あんたたち、今幸せじゃないか!!! 倦怠期とかマンネリだったんでしょうね。」
いや!愚痴聞かないでいいよ!出てこないなら無理して聞かないでいいよ!
かたや愚痴の多かった彼は、仕事が上手くいき愚痴も無くなり、彼女の方はポジティブになりやりたいことも増えて交友関係が広がった!
あんたたちねぇ、
今幸せじゃないか!!!
自分はポジティブに変化したと言いながら、彼氏は「仕事が上手くいっているから愚痴が少ないだけ」と決めつけ「彼氏も前向きな人間に変わったのかもしれない」という可能性を排除。
まぁ、女の人は忘れない生き物って言いますから、一回悪いところ見せちゃった彼にも非があるんだと思いますが、未来のことを考えるならば相手が「成長」「変化」する可能性を忘れずにいてあげて下さい。
むしろ今の感じだったら、「あの頃は、こういう理由で悪口が多くてツラかったけど、今はそれが無くなってとってもいいね!」と、伝えてあげて下さい。
男は馬鹿だから、意外と褒められたことは素直に覚えてて、今後悪口言いたくなった時のブレーキになるかもしれません。
倦怠期とかマンネリだったんでしょうねー。
歯科衛生士の女の子が皆美人に見えるのは、マスクで顔を半分隠してるから。
グラビアの水着部分を隠すと全裸に見えるのと同じで、人間は「見えていない部分を、一番自分に都合よく脳内で補完する」生き物なんです。
いいとこも悪いとこも全部見えてきちゃった今彼に飽きてきたところに、そこそこボヤけて忘れかけた元彼が現れて、見えない部分を都合よく補完して、その想像上の元彼に燃え上がって、余計に目の前の現実である今彼にゲンナリしちゃったと。
365日、ディズニーランドで生きていくわけにはいかないんですよ!!!
きっと周りのキラキラしたお友達も1週間に5日は現実を生きてて、その中でキラキラしてんだと思います。
よっぽど昔のネガティブな彼が覆せないなら、次行こ、次。
ちょっとでも希望が見えるなら、しっかり現実と向き合って、そこを「現実的」に、少しずつ修正して上手くやってくことをオススメします。
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1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として活躍。主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともに TBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にてキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパー・メディア・フリーター」と名乗り、ネットを中心に謎の活動を開始。2012年3月には自身のことを記録した『非俳優生活100days』を刊行。 現在は「廃優」と名乗り、俳優業に復帰しているとの噂も。
公式サイト:黒田運送(株)
Twitterアカウント:@yuukikuroda23
<最近の黒田くん>
「作演出舞台「ドロシー!」チケット発売中!」
https://ticket.corich.jp/apply/87170/002/
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