リバプールやドルトムント、FC東京でも歌われるあのチャントのルーツとは/2月11日(日)の東京イベント
フットボールやスポーツをテーマにした映画作品の上映やイベントなどを開催する“フットボール映画祭”。1917年に建造された国の重要文化財である横浜開港記念会館にて、2月11~12日に開催される『ヨコハマ・フットボール映画祭2018』では、歴史的な会場にちなみ、サッカーにまつわるさまざまな“歴史”をテーマにした4作品を上映する。
『You’ll Never Walk Alone』はリバプールFCや、ボルシア・ドルトムント、FC東京など世界各地のスタジアムで唄われるチャントのルーツに迫るドキュメンタリー。第2次世界大戦前、ハンガリーで上演された一編のオペラが、海を越え、時代を経て世界一有名なサッカーソングへと昇華する歴史を追いかける。
他にも『ヒックとドラゴン』主演のジェイ・バルチェルが、長年の夢だったセルティックFCを生観戦する旅に密着した『セルティック ソウル』や、八百長疑惑による降格を乗り越えて何度目かの黄金時代を迎えるクラブの歴史と、それを支えるオーナー・アニエリ家の哲学を紐解く『ビアンコネッリ:ユベントスストーリー』、ユダヤとイスラムの対立がイスラエルのサッカークラブで先鋭化した様子を記録した『ベイタル・エルサレムFCの排斥主義』を上映する。
また、ワールドカップイヤーにふさわしい作品として、ルワンダの少年たちが南アフリカワールドカップを目指すアドベンチャー『アフリカ・ユナイテッド』や、WOWOWと国際パラリンピック委員会によるパラアスリートのドキュメンタリーシリーズ『WHO I AM』から、NTT docomoのCM出演で日本でも注目が広がるベアトリーチェ・ヴィオ選手のエピソードを含む最新作2本を同時上映。
会期中、会場ではサッカーをさまざまな角度から楽しむイベントも開催するので、サッカーやスポーツ好きの仲間や家族とそろって出かけてみては。