エンタメの街が生まれ変わる「東京ミッドタウン日比谷」3.29グランドオープン

 東京の新たなランドマーク「東京ミッドタウン日比谷」が来月いよいよオープンする。オフィス街、ショッピング街でありながら、帝国劇場や映画館などが多くある日比谷周辺は、大人のエンターテインメントの街としても人気のスポット。今回、東京ミッドタウン日比谷には、11スクリーン約2300席の最新鋭のシネマコンプレックスが新設。スカラ座、みゆき座を加え、全13スクリーン約3000席の「TOHOシネマズ 日比谷」が誕生する。

 優雅な曲線を描いた1階から3層吹き抜けのアトリウムは、これから始まるエンターテインメントを想像させる劇場空間を演出。そこに足を踏み入れた瞬間から、劇世界を体感できる。さらに、商業フロアには、日本初出店、商業施設初出店、新業態を含む60店のカフェやレストラン、ショップが集結。映画を見終わった後、その余韻を楽しみながら、エンターテインメントの仕上げとしての、楽しい食の時間が堪能できる。

 ぶらっとショッピングをして、スタンディングバーで待ち合わせ、映画を見てから最新トレンドのレストランで食事という流れが、東京ミッドタウン日比谷の中で完結される。大人が楽しめるエンターテイメント空間として、今から期待大だ。

ビジネス連携拠点としての役割
 また、新産業創出を支援するビジネス連携拠点として「BASE Q」が6階に誕生。ベンチャー企業やNPO、大手企業の新規事業担当者、クリエイターなどの交流拠点となる。フロアは、最大450人収容できるイベントスペース「Q HALL」や多目的に使える会員制コミュニティースペース「Q STUDIO」、一般利用のカフェスペースに加え、予約可能なワークスペースを併設した「Q CAFE」などで構成。そこで提供されるオープンイノベーションプログラム(仮称)」を通じ、ベンチャー企業の成長と日本経済の活性化を後押しするという。

トレンド×自然の融合
 文化、芸術、ビジネスをメインとした同施設だが、そこかしこに居心地のいいスペースが点在しているのも特長。もともと日比谷は、日比谷公園や皇居が近く、憩いの場としても人気。そんな自然を感じられる空間を取り入れ、そこで働く人、訪れる人にホッと一息つける時間を提供。例えば9階のスカイロビーに設けられた「スカイガーデン」は日比谷公園の緑を真下に眺めつつ、東京の街を一望。リフレッシュに最適な場所であると同時に、屋外のワークプレイスとしても活用可能だ。

 仕事も遊びもエンターテインメントも大人の楽しみが、そこですべて体験できる「東京ミッドタウン日比谷」。グランドオープンが待ち遠しい。

ドラえもんも!? スターの手形が壁面にThe Star Gallery誕生!
 日比谷シャンテ開業30周年と東京ミッドタウン日比谷の開業に合わせ、2つの施設を結ぶ地下通路に「The Star Gallery」が誕生。映画や演劇で活躍したスターたちの手形レリーフ77個が設置された。もとは日比谷シャンテ入り口広場に設置されていたもので、美空ひばりや高倉健、菅原文太ほか、トム・クルーズなど海外のスターやドラえもんまで華やかな顔ぶれ。 “映画・演劇の街、日比谷”が体感できるスポットとなっている。