卜部功也が体重超過に警鐘「もっと厳しくしないとダメ」【K-1一夜明け会見】
被害者がバッシングされるみたいなこともある
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)の一夜明け会見が22日、都内で開催された。
ライト級タイトルマッチでウェイ・ルイを破り第2代王者となった卜部功也は「いろいろとアクシデントはあったが、無事チャンピオンになれてうれしく思っている」と振り返った。
そのアクシデントというのはルイの体重超過のことなのだが、これについては「K-1は一大イベントだと思っている。格闘技の中で世界最高峰の舞台。こういうことはあってはならないと思う。なのでもっと厳しくしなければいけないと思う。実際はどうしようかと思った。700gオーバーって、結構僕も減量がきつかったですし、みんなもきつい状況でやっている。寒い時期で大変な中でもみんな整えてきている。この試合がなくなるというのが嫌だった。どんな状況でも試合がしたかった」としたうえで「でもやる前は怖かった。よくあることなんですが、被害者(※今回は卜部)がバッシングされるみたいな? 立場が替わるみたいな? 僕がハンディをもらったみたいな感じになってしまうということもあるじゃないですか。そういう感じになってしまう。実際には700gでも怖いですよ。あっちは全然でかいですし、怖いなと思いながらやっていました」と話した。
日本ではボクシングのネリvs山中戦でネリの体重超過が問題になったばかりなのだが「もし自分がそうなったらどうしようということを考えて、そうならないようにしっかりとやっていこうと思っていたが、まさか対戦相手がそうなるとは思わなかった。やっぱり負けるイメージも出てきてしまうのでそれとの葛藤もあった」などと話した。