『アベンジャーズ』最新作来日イベントでサプライズ発表!「この次は日本が…」
マーベルのヒーローが集結する人気シリーズ最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のスペシャルファンミーティングが16日、都内にて行われ。来日したスパイダーマン役のトム・ホランド、アンソニー・ルッソ監督が登壇した。
フッテージ映像の上映後、登壇したトムは「信じられないくらい良かったでしょ?」と客席の熱狂ぶりに満面の笑み。監督は念願だったという初来日の喜びに加え「かなりの特ダネになるんですが、実は本作の次の作品では、日本がかなりフィーチャーされます。楽しみにしていてください!」と、突然のサプライズ発表。これには会場のファンも大興奮。本作への期待もさらに高まった様子。
その後も2人はアベンジャーズ・トークで大盛り上がり。尊敬するヒーローを尋ねられ、自身が演じるスパイダーマンと即答したトムは「彼がすごいのは、自分がスパイダーマンであることを秘密にしていられるところ。僕だったらすぐインスタにアップしちゃうよ」と答え、会場の笑いを誘った。また、ファンからトムの印象について質問された監督は「俳優としてのすばらしさは映画を見てもらえれば分かると思います。まず身体能力が非常に高い。オーディションのとき、脚本に“スパイダーマンがバク宙で入ってくる”と書かれていたんですがトムは“実際にできるからやってもいいかな?”と言ったんです。僕は、やってもいいけど自己責任でね、と答えました(笑)」。監督の絶賛に照れたのか、トムは聞かないふりをしたり、茶々を入れたりと、ほほえましい一面をファンに見せていた。
さらにこの日は、日本語吹き替え版でアベンジャーズの一員、ファルコンの声を務める俳優の溝端淳平と、マーベルファン代表の佐野岳もゲストとして登場。シリーズ中の『シビル・ウォー』では何度も泣いたと明かした溝端はトムに「自身のキャリアにとってスパイダーマンとはどんな役ですか」と質問。トムは「子どものころから好きなキャラクターなんです。4歳で初めてアニメを見て、5歳のころにはベッドの上でスパイダーマンを演じていたので、まさに夢が叶った感じ」と答え「彼はまだ16歳。他のヒーローに比べてまだ知らないことや分かっていないことも多い。そんな若さも残しながら演じています」と答えた。
一方、佐野はステージ上でバク宙をして“ライダー俳優”ならではの身体能力を披露。「アベンジャーズのメンバーになりたいんです。アベンジャーズの世界に忍者・侍がいるという設定なんてどうでしょう」と監督にアピール。すると監督も「マーベルの素晴らしさは“何でもあり”ということ。ひょっとしたらありえるかも」と好感触。
トムはフォトセッション後に再度マイクを手に取り「マーベルを代表してもう一度お礼を言わせてください。世界中を回りながら、皆さんからたくさんの愛をいただいて感謝しています!」と語り、会場から大きな声援と拍手で見送られた。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は4月26日に東京他5大都市で前夜祭特別上映。翌27日より全国公開。