海人、村田聖明、宍戸大樹の参戦が決定【6・10シュートボクシング】
6連勝中の海人の対戦相手は誰だ!?
シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2018 act.3」(6月10日、東京・後楽園ホール)にSB日本スーパーライト級王者・海人、SB日本スーパーフェザー級王者・村田聖明、元SB東洋太平洋ウェルター級王者・宍戸大樹の新旧3王者の参戦が決まった。
海人は昨年11月に行われた「SB日本スーパーライト級王座決定トーナメント」の1回戦で元DEEP☆KICK65kg級王者・憂也、決勝戦でWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・健太を下して王座を獲得。今年2月の開幕戦ではSB世界スーパーライト級王者・鈴木博昭を3度破っているSBキラー、タップロン・ハーデスワークアウトを4RKO、さらに4月の第2戦では、日本ライト級戦線のトップに君臨するRISEライト級王者・不可思にヒジによるカットで4RTKO勝ちを収め、現在6連勝。“エース”にふさわしい活躍を見せている。対戦相手については後日発表される。
村田は2月のシリーズ開幕戦で同時二階級制覇を狙うSB日本フェザー級王者・深田一樹との闘いを乗り越え、一回り成長。4月大会では香港のジョエイ・レウンを1RKOで下すなど王者にふさわしい闘いを繰り広げている。
2016年の引退から2年の時間を経て4月大会で電撃復帰し判定勝ちを収めた宍戸が連続参戦を果たす。復帰を見守ったファンに今度はKO勝利を見せられるか? 村田と宍戸の対戦相手も後日発表される。
日本スーパーバンタム級王者・内藤が王者返上「那須川戦しか今は見えていない」
また5月の愛知大会から開幕する「SB日本スーパーバンタム級次期挑戦者決定トーナメント」は、内藤大樹が王座返上したことを受け、「王座決定トーナメント」に変更となった。
内藤はこの王座返上について「この王座は2度防衛戦をやってランキング1位の植山征紀選手とも2度やっています。植山選手の下にはランカーがいますが、正直この階級ではやり残したことがないかなと思い始めていました。そんな中で、次期挑戦者決定トーナメントの開催が発表されてメンバーを見ても燃えてくるものがなかったのと、後々は階級を上げようとも考えていたのでスーパーバンタム級の王座はここで返上して上の階級のベルトを狙うのも一つかなと思いました」とその理由を明かした。
昨年11月に「RISE DEAD OR ALIVE -57kg TOURNAMENT」を制覇して以降、試合から遠ざかっているのだが、これについては「トーナメントで優勝したことで、RISEのどの階級の王座にも挑戦する権利が得られました。僕はずっとシュートボクサーとして那須川(天心)選手にリベンジしたいという想いがあったので(2015年8月1日に対戦し内藤が1RKO負け)、那須川選手が保持しているRISEバンタム級王座に挑戦する方向でSB協会も話してくださっていたのですが、うまく本決まりしていない状況なんです。当初3月というお話をいただいたのですが那須川選手のケガで流れてしまい、そこからもずっと練習していて6月にスライドというお話もまた流れたようですが、僕はいつ対戦してもいいぐらいの状態でいます」と現在の状況を説明。そのうえで「那須川戦しか今は見えていない。世界最高峰のキックボクサーだという印象は変わりませんが、早く対戦したいですね。やるからには勝つ自信でいきますし、勝つイメージはできています」と那須川戦への思いを語った。