小澤海斗が「俺がベルトを巻いてやります」【6・17 K-1】
優勝について問われ「そんな当たり前のこと聞く必要ない」
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~」(6月17日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の前日計量が16日、都内で行われ、プレリミナリーファイトに出場する伊澤波人を除く全選手が1発でクリアした。
計量後には会見が行われ、今大会の軸となる「第2代フェザー級王座決定トーナメント」に出場する8選手がそれぞれ意気込みを語った。
武尊、皇治といった他のK-1ファイターから優勝候補に挙げられる小澤海斗は「シンプルに明日はやるだけ。お世話になった人たちに感謝して、俺がベルトを巻いてやります」と話した。そして優勝候補に挙げられていることについてメディアからの質問が飛ぶと「そんな当たり前のこと聞く必要ない。俺が優勝しなきゃいけないんだから」と強気のコメントを残した。
Krushフェザー級王者で、同じく優勝候補にあげられる西京春馬は「プロでは初めてのワンデートーナメントなので練習量を上げることと、体をでかくすることを意識してきた。明日はしっかり3試合戦い抜いてベルトを持って帰りたい」などと話した。
西京と1回戦で対戦する朝久裕貴は「1回戦から朝久全開でいきます。前回の中国のトーナメントの時と同じような練習をしてきて、毎日8ラウンドから10ラウンドぐらいのスパーをやって、2週間で計124ラウンドぐらいやりこみました。スピード、パワー、テクニック、それに気持ちも僕が一番強いんじゃないかなと思っています」と応じた。
芦澤竜誠は「アンチのやつらをみんな見返してギャフンと言わせる」
トーナメント参戦決定以来、その発言が何かと物議を醸してきた芦澤竜誠は「選手はもちろん自分が一番強いと思っているけど、自分もそう思っている。アンチのやつらをみんな見返してギャフンと言わせるつもり。試合が終わったらマジでみんな俺のファンにしてやるから覚えとけって感じ」と静かに語った。
K-1のベルトを狙い、昨年12月からK-1に参戦する村越優汰は「明日は自分が持っているものを100%出せるように頑張る。いつもの試合と違いワンデートーナメントなので、かなりハードな戦いになると思う。最終的にはベルトを獲りたいという気持ちが強いほうが勝つと思うので、その気持ちを全力で出したい」などと話した。
小澤と対戦するジョージ・バレラは「明日は自分のファイトを見せつける。俺は試合を楽しむから、ファンのみんなも試合を楽しみにしていて」、村越と対戦するエリアス・マムーディは「準備は万全にできている。楽しみにしていてください。今回は判定決着ではなく、一方的な試合で勝ちたい」、芦澤と対戦するシルビュー・ヴィテズは「この大会に集中してトレーニングして、コンディションは完璧だ。トーナメントで戦うための準備をして、技術も体力も含めて鍛え上げてきた。明日のリングの上での姿を見てほしい。そこですべての結果が出る」などとそれぞれ話した。