岩田剛典、学生時代に別所哲也と「運命的な出会い」をしていた!
公開中のオムニバス映画『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』の1作『ファンキー』の舞台挨拶イベントが30日、都内にて行われ、主演の岩田剛典(EXILE、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)とプロデューサーの別所哲也が登壇した。
『舟を編む』などの石井裕也監督がメガホンをとった『ファンキー』は、岩田演じる“純司の兄貴”が、母の30回目の命日に出会う奇跡を描いた作品。
「台本を読んだとき、いろんなハテナマークが浮かんだのですが、監督に相談し、監督を信じて作品に臨みました」と振り返った岩田だが、石井監督ならではの“ファンキーさ”については「僕はいまだによく分からないんですけど(笑)」と苦笑。作品の感想を求められた別所も「今風の言葉で言うと、岩田さんが演じる純司の兄貴がハンパないって感じ(笑)。世の中、分からないことはたくさんある。石井監督ならではのファンキーさに、岩田さんがチャレンジする姿が素敵だったと思いませんか」と、作品を見終えた会場のファンに同意を求め、会場のファンも盛大な拍手で応えた。
演技について「ほぼ全編サングラスをかけていたので、目の芝居ができないのが難しかったです」と振り返った岩田に、別所が「僕も俳優として、目の表情を奪われる芝居の難しさがすごくよく分かるんですが、岩田さんはそれを奪われても、純司の兄貴を表現していた。今ここで、かしずきたい気持ち」と言うと岩田に向かって膝をつき、これには岩田も大慌てで「とんでもないです!」。そんな2人に会場も大爆笑。
さらに、水中で服を脱ぐシーンに話題が及ぶと「上半身だけならまだいけるんですがズボンも脱がなければならないのが大変でした。でもだんだん水中で動くことに慣れて息を止めていられる時間も長くなっていました」と岩田。共演の麻生久美子に負担をかけないよう、NG無しの1回でOKを出したという岩田に、またまた別所が「よくぞやってくださいました」と再び膝をつく。すると今度は岩田もすかさず低頭し、またしても会場は爆笑に包まれた。
舞台挨拶の最後で「実は別所さんは僕の大学の先輩で、僕は学生時代に別所さんにインタビューをさせていただいたことがあったんです。こうして一緒に作品を作り出すことができて、運命的なものを感じています」と感慨深げに明かした岩田。最後に2人は感動的なハグを交わしていた。