【インタビュー】EXILEの帰還、新たなスタート
SPECIAL INTERVIEW with AKIRA、NESMITH & 世界
EXILEがついに動きだした。5月末のEXILE THE SECONDのツアーファイナルのステージでパフォーマンスを披露し、ファンの前で復活を高らかに宣言。この25日には待望のニューアルバム『STAR OF WISH』をリリースし、9月からは全国ドームツアーに出る。AKIRA、NESMITH、そして世界は「今はワクワクしかない」と前のめりだ。
左からNESMITH、世界、AKIRA。撮影・蔦野裕/ヘアメイク・MAKOTO(AKIRA)、大木利保(NESMITH・世界)/大木利保/スタイリング・葛西“JUMBO”克哉
「EXILEって、特別だなあって思いました。集合体のパワーというのかな、盛り上がり方がまた違うんです。客席にいる一人ひとりがEXILEというチームを支えてくれている。そんな感じが客席から伝わってくるんです」
EXILEは、5月24日、千葉・幕張メッセで行われたEXILE THE SECONDの全国アリーナツアーのファイナルにサプライズ出演し、 約2年半ぶりにステージに復活した。あのステージはスペシャルだったと、AKIRAは言う。
ボーカルのATSUSHIが留学を発表したのが2016年8月31日のこと。それを機に、ずっと走り続けてきたEXILEは活動をいったん停止した。その他のメンバーはそれぞれ、EXILE THE SECOND、三代目J Soul Brothers、GENERATIONS、FANTASTICSと別のグループでの活動や個人での取り組みに力を入れてきた。
猛スピードで走り続けてきたグループを止めることは、グループが経験してきた数々の変化のなかでも、とりわけ大きな出来事だった。
AKIRA「EXILEがデビューして、僕が入って、次にNESMITHが入って、さらに人数が増えて……。オリジナルメンバーがパフォーマーを勇退して。EXILEは、時代とタイミングに合わせたアプローチをしてきたと思っていますが、活動を止めるというのはEXILE史上、初めてのことでした。これもまた時代とタイミングってことだと思っていますが、こればかりはオリジナルメンバーも経験してないことですし、僕らだけが感じるプレッシャー。いい経験になったと思っています」
それぞれが自分自身に磨きをかけて、EXILEに戻ってきた。メンバー全員で膝をつき合わて意見を交換し、これからのEXILEについて考え、新しく届ける作品も仕上がった。EXILEへの想いを語りながら、NESMITHも世界も、そしてAKIRAも「ワクワクします」と、口を揃える。
AKIRA「こうやってお話するのは、グループをやっていくうえで、意外と大事なことだと改めて感じています。もちろんメンバーで集まってEXILEについて話すことはありますよ、会議とか。でもそこで話すのは具体的なことで、それぞれの考えだとか、改まってグループに対しての想いを聞くことって意外にないんです。だからこういう場はチャンス。このタイミングでは特にそうですね」
NESMITH「見ている方向や“For EXILE”という想いは全員が共通して持っているんですけど、みんな分かってることだからと、ちゃんと言葉にしてこなかったことや気持ちを言葉にしていくことで、“分かる分かる”とか“そうそう”って、改めて共有するような感覚です」
AKIRA「それによって、チームワークがより強まる感じもします」
世界「僕は一緒にお話させていただくことで……安堵感があります。この約2年半、自分がやってたことは間違ってなかった、そう思わせてくれます。僕はEXILEとしての場数や経験値が圧倒的に少ないので、経験値をどうあげていったらいいのか分からなかったんですけど、考えながらFANTASTICSとして活動をして、その答え合わせのような……FANTASTICSがなかったら、今のEXILEとしての僕は多分もっともっと未熟だったと思います」
AKIRA「世界たち、新メンバーに“EXILE”という場をなかなか与えられなかったことには、歯がゆさを感じてましたね。僕自身が、EXILEのメンバーと一緒に時間を共有しながら、パフォーマンス力を向上させてきたと感じていますし、絆も強くなったと思っています。変な意味じゃなく、自分たちに自信を持てる瞬間もあって、それをみんなにも味わってほしかった。だけど、その場所がなかった。それに、オリジナルメンバーがいなくなって、EXILEをどう動かしていったらいいのかっていう時期でもありましたし、自分自身もNEW EXILEを起動させていくうえでのアプローチをなかなか見せることができなかった。NESMITHたちTHE SECONDのメンバーがEXILEの軸になっていくためにも新メンバーにいい背中を見せられる場が必要だったと思いますが、なかった。そういうことから、僕自身がTHE SECONDに加入するという決断もあったわけですけど……。この2年半は、EXILEが成長するための時間だったんだと思います。2018年以降という未来を目指して、それぞれがそれぞれの道に行き、戻ってきた。15人全員があの時と比べて、輝きを増してる。今はもうワクワクしかないですよ」
EXILEは、5月24日、千葉・幕張メッセで行われたEXILE THE SECONDの全国アリーナツアーのファイナルにサプライズ出演し、 約2年半ぶりにステージに復活した。あのステージはスペシャルだったと、AKIRAは言う。
ボーカルのATSUSHIが留学を発表したのが2016年8月31日のこと。それを機に、ずっと走り続けてきたEXILEは活動をいったん停止した。その他のメンバーはそれぞれ、EXILE THE SECOND、三代目J Soul Brothers、GENERATIONS、FANTASTICSと別のグループでの活動や個人での取り組みに力を入れてきた。
猛スピードで走り続けてきたグループを止めることは、グループが経験してきた数々の変化のなかでも、とりわけ大きな出来事だった。
AKIRA「EXILEがデビューして、僕が入って、次にNESMITHが入って、さらに人数が増えて……。オリジナルメンバーがパフォーマーを勇退して。EXILEは、時代とタイミングに合わせたアプローチをしてきたと思っていますが、活動を止めるというのはEXILE史上、初めてのことでした。これもまた時代とタイミングってことだと思っていますが、こればかりはオリジナルメンバーも経験してないことですし、僕らだけが感じるプレッシャー。いい経験になったと思っています」
それぞれが自分自身に磨きをかけて、EXILEに戻ってきた。メンバー全員で膝をつき合わて意見を交換し、これからのEXILEについて考え、新しく届ける作品も仕上がった。EXILEへの想いを語りながら、NESMITHも世界も、そしてAKIRAも「ワクワクします」と、口を揃える。
AKIRA「こうやってお話するのは、グループをやっていくうえで、意外と大事なことだと改めて感じています。もちろんメンバーで集まってEXILEについて話すことはありますよ、会議とか。でもそこで話すのは具体的なことで、それぞれの考えだとか、改まってグループに対しての想いを聞くことって意外にないんです。だからこういう場はチャンス。このタイミングでは特にそうですね」
NESMITH「見ている方向や“For EXILE”という想いは全員が共通して持っているんですけど、みんな分かってることだからと、ちゃんと言葉にしてこなかったことや気持ちを言葉にしていくことで、“分かる分かる”とか“そうそう”って、改めて共有するような感覚です」
AKIRA「それによって、チームワークがより強まる感じもします」
世界「僕は一緒にお話させていただくことで……安堵感があります。この約2年半、自分がやってたことは間違ってなかった、そう思わせてくれます。僕はEXILEとしての場数や経験値が圧倒的に少ないので、経験値をどうあげていったらいいのか分からなかったんですけど、考えながらFANTASTICSとして活動をして、その答え合わせのような……FANTASTICSがなかったら、今のEXILEとしての僕は多分もっともっと未熟だったと思います」
AKIRA「世界たち、新メンバーに“EXILE”という場をなかなか与えられなかったことには、歯がゆさを感じてましたね。僕自身が、EXILEのメンバーと一緒に時間を共有しながら、パフォーマンス力を向上させてきたと感じていますし、絆も強くなったと思っています。変な意味じゃなく、自分たちに自信を持てる瞬間もあって、それをみんなにも味わってほしかった。だけど、その場所がなかった。それに、オリジナルメンバーがいなくなって、EXILEをどう動かしていったらいいのかっていう時期でもありましたし、自分自身もNEW EXILEを起動させていくうえでのアプローチをなかなか見せることができなかった。NESMITHたちTHE SECONDのメンバーがEXILEの軸になっていくためにも新メンバーにいい背中を見せられる場が必要だったと思いますが、なかった。そういうことから、僕自身がTHE SECONDに加入するという決断もあったわけですけど……。この2年半は、EXILEが成長するための時間だったんだと思います。2018年以降という未来を目指して、それぞれがそれぞれの道に行き、戻ってきた。15人全員があの時と比べて、輝きを増してる。今はもうワクワクしかないですよ」