片寄涼太、ファースト写真集は「サクッと」「王子」
ダンス&ボーカルグループGENERATIONSの片寄涼太がファースト写真集『グッバイ、ホワイト』(KADOKAWA発行)を7日発売、同日都内で、刊行を記念したハイタッチ会が行われた。
イベント前、片寄は取材に対応。
初めての写真集について聞かれると「大人っぽい一面からゆるいところまで、いろいろな表情を楽しんでもらえるのかなって思います。少しずつ大人になっていくとだんだん若さも消えていくのかなと思うと、今のうちに残せた写真集になったのかなって思っています」。GENERATIONSのメンバーに「王子」と呼ばれていることから、「内容は王子?」と聞かれると「どこを切り取っても王子な写真集になっていると思います」と笑った。
昨年の9月に東京で撮影。「肩に力の入らない、自然体な撮影だった。(撮影期間も)2日間で、すごいサクッと」だったそうで、ホテルのスイートルームから浅草の街並みなど、さまざまなシチュエーションでのショットを収めている。ファッションが軸になっていて、コーディネイトなど片寄のアイデアも反映されているという。
タイトル『グッバイ、ホワイト』は、GENERATIONSの楽曲も手掛ける作詞家の小竹正人がつけたもの。「10代のころからすごくかわいがっていただいていて、自分が歩んできた道みたいなものも知っていてくださる方なので、生意気ながら、お願いさせていただいた」という。
小竹の言葉は、写真集全体に散りばめられている。片寄自身も写真と小竹の言葉のコラボレーションの部分が気に入っているという。
「ドキッとするような詩が写真に載っているページがお気に入りです。写真だけでなくて、言葉だけでもなくて、写真と言葉が載っているページはすごく深みがで出ています。化学反応みたいなところも楽しんでいただければと思います」
写真集はメンバーも気に入ってくれたというが、そのなかに特別なメンバーが……。
「メンバーの小森隼がこういうポエティックなものが大好物でして、僕の写真集なのに写真を度外視して文字を写メってたんですよね、お気に入りのフレーズを。……その時は、それはどうなんだと突っ込みました。……『じっとキミを見つめていると/全然知らない人に思える瞬間がある/そんなとき、思わず抱きしめてしまう』。これをあやつは写メってました! (見ていただくときは)詩だけにとらわれずに楽しんでいただけたら」
写真集は、日本と中国で同時発売。今後、台湾、シンガポール、香港、マカオ、バンコク、クアラルンプールと、アジア8エリアで順次発売される。
次回作について聞かれると「東京で撮影したので、次はアジアを舞台にして写真集にできるといいかな」。ファッション重視なこともあり着ている写真が多く「はだけたのも…」と男性レポーターに指摘されると「……確かに写真集ってそういうものですよね。次はあまり見せないような部分も見せられる写真集になったらいいなって思いますね」と合わせていた。
※初出稿時に記事内の一部のタイトル表記に誤りがありました。読者の皆様ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたこと深くお詫び申し上げます。