女性向けAVのイベントって?【田口桃子の「死ぬまでモテたい」 第14回】
8月3~5日に、台湾でアダルトエキスポが開催されました。
今年で第七回になるイベントですが、日本からもたくさんの女優さん、アダルトビデオメーカーさんが参加し、台湾現地のファンの皆さんをにぎわせました。
このイベントには、女性向けAVのジャンルでは、一徹さんが昨年から参加。
今年は、一徹さんだけではなく、有馬芳彦さん、北野翔太さん、夏目哉大さん、そしてメーカーとしてSILK LABOと、我らGIRL’S CHも参加してきました。
ブースを出展しチェキを販売したり、ステージではじゃんけん大会(参加は有料)で、ハグやお姫様だっこ、透明パネル越しのキスなどができるというイベントが行われたりしました。
台湾のファンはもちろん、日本から出向いたファンも、会場をにぎわせたようです。
国を越えたことで、私たちが普段開催しているイベントとは違って、写真撮影や接触の規制がゆるやかになり、いつも開催しているイベントとはまた違った楽しみがあったのではないでしょうか。
最近はGIRL’S CHでも、毎月DVDの発売にあわせてイベントを開催しています。
たとえば、作品内容にあわせて弊社のイベントスペースに巨大すごろくを作ってみたりしたこともありました。
止まった目によって出演者に「壁ドン」されたり、耳元で台詞を囁かれたり、という体を使ったイベントです。
出演者の皆さんのサービス精神にも助けられ、各回大盛況でした!
また、シンプルにDVDを出演者から渡すだけのイベントもやっています。
こちらは、DVDを2枚以上購入することで(種類は選べます)出演者とふたりで3分間トークできる時間がつきます。
われわれメーカー側も、DVDや配信動画で得られない「体験」を、イベントで感じて楽しんでほしいと思って開催しています。
女性向けもそうですが、男性向けでも近年はそういった傾向があり、SODでもDVD販売にこだわらないイベント企画を開催しています。
たとえば今月だと、女優さんと一緒にウォーターサバゲーをしよう!というイベントがありました。
また、本社で定期的にヨガ教室をやってみたりなど。
お客様の顔を見ていると、やはり推しのキャストとより近くでコミュニケーションをとれるイベントが好まれる傾向にあるなと感じます。
ツーショットチェキの撮影タイムは、短い時間ですがやはり、盛り上がります。
男性客の場合は、特定の女優さんを応援する方ももちろんいますが、同じメーカー所属の女優さんをまとめて応援する方、イベント参加自体を楽しみにする方が多く、女優さんにこだわらないことが多いと思います。
一方、女性客の場合はそうではなく、たとえば「他の人のチェキに並んだら、推しの人に嫌われるんじゃないか…」という心理が働く人が多いようです。
女性の浮気や不倫が、男性のそれよりも批判を受けやすいのと同じく、本命以外に興味を持つこと自体がよくない、と感じているの方もいるのではないかと思います。
(もちろん純粋に、応援している人以外興味ない、という方もいらっしゃいます)
運営側としては、せっかく誰でも参加できるイベントなのだから、そんなことは気にせずすきなように楽しんでほしいと思っているので、是非いろんな出演者とのふれあいを楽しんで、選択肢を広げていっていただけるといいかなと。
ちなみに、次回のイベントは9月6日・7日を予定しています。
興味のある方は、是非、GIRL’S CHのサイトをご覧ください。
また昨年開催したような、参加型の「イケメンフェスティバル」も開催したいですね~。
GIRL'S CHプロデューサー。2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。
営業、マーケティング等の部署を経て、2012年よりGIRL'S CHの立ち上げに携わる。
以来現在まで、GIRL'S CHの現場リーダーとしてサイト運営をしつつ、オリジナル動画ではレポーター出演等をすることも。