AJスタイルズがジョーとの遺恨マッチに勝利。次はブライアンと王座戦【10・6 WWE】

フェノメナルフォアアームを見舞うAJ(©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

左足を痛めたジョーはカーフ・クラッシャーにあえなくタップ
 WWEのビッグイベント「スーパー・ショーダウン」(現地時間10月6日、オーストラリア・メルボルン/メルボルン・クリケット・グラウンド)でAJスタイルズがサモア・ジョーとノーカウントアウト、ノーDQ(反則裁定なし)でWWE王座を賭けて再戦した。

 前回の王座戦での疑惑判定、さらにジョーの度重なる家族への挑発で遺恨を深めた両者の決着戦とあって、ルールはノーカウントアウト、ノーDQ(反則裁定なし)という過酷なものとなった。

 2人はゴング前から殴り合うなどヒートアップ。試合が始まり巨体のジョーがトペ・スイシーダやショルダータックルで攻め込むと、AJもフェノメナルフォアアームやフェノメノンDDTで反撃。

 さらにジョーがテーブルを持ち出すと、逆にAJがジョーを担いでテーブル葬。この攻撃でジョーが左足を負傷すると、AJは左足に集中攻撃。カーフ・クラッシャーや450°スプラッシュを左足に決めてジョーを追い詰めていく。

 動きが鈍ったジョーはコキーナ・クラッチで一発逆転を狙うが、AJは体を反転させて回避すると、流れるようにカーフ・クラッシャーを決めてジョーからタップを奪って勝利を収めた。

 王座防衛を果たしたAJは「クラウン・ジュエル」(日本時間11月3日、WWEネットワークで生配信)で、この日、ザ・ミズに勝利して王座挑戦権を獲得したダニエル・ブライアンと対戦することが決定した。