城戸康裕が会見中、弘嵩と芦澤に乱闘けしかける【11・3 K-1】
「今回は14キロ落とした。頑張った」と自画自賛
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~」(11月3日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の前日計量が11月2日、都内で行われ、全選手が規定体重を無事パスした。
計量後には会見が行われ、ウェルター級スーパーファイトに出場する城戸康裕がこの日も会見場を大いに沸かせた。
まず計量では対戦相手のジョナサン・トゥフの筋骨隆々のボディーにビビりまくる。
会見では「落ちましたね。左足がケガしていて太っちゃったわけじゃないんですけど、今回14キロ落としました。14キロっていったらちょっとやせてる小2くらいですよね。それくらい落とした。結構頑張った」と自画自賛。
「ケガしてるけど頑張ってるところをアピールしたい」
城戸はSNSでも足をケガしたことを明かしているのだが「ケガしていることを隠してやるのが格闘家だ、という声も結構あるんですが、いや、城戸だよ。言っちゃうよね。ケガしてるけど頑張ってるというところをアピールしたい気持ちもある。まだ痛いんで、明日は左足なしマッチでどう?」とトゥフに持ち掛ける始末。
また煽りVについては「あ? そこ行く?」がテーマと話し「まだちょっと音楽を選んでる。明日までやらなきゃいけない」とこれから編集作業があることを明かした。
極めつけは、このセッションではフェザー級スーパーファイトで対戦する卜部弘嵩と芦澤竜誠と一緒だったのだが、2人の間に不穏な空気が流れるや「行け行け! YouTubeの再生回数上げないと。そういうのみんな期待しているんだから。やんないの?」とけしかける。
これには弘嵩と芦澤も笑うしかなく、乱闘は回避された。
芦澤は「今回はリスペクトなし」といつもの芦澤節全開
その弘嵩と芦澤はカード発表会見では芦澤が弘嵩へのリスペクトを口にしていたのだが、この日は「前の会見ではリスペクトしていたが今回はリスペクトなしでいきます」と一変。その理由については「公開練習の時のコメントで、俺について“ビビっているからあいつはああいうことを言う。自分はビビッてないからびしっとしている”と言っていた。俺のやってきたことを全部バカにされた気がした。卜部選手こそそういうやり方をしているから、KrushやK-1で世界を獲ったのに全然K-1が盛り上がってないんですよ。だから俺が勝たないと盛り上がらないんで、俺が盛り上げますよ」といつもの芦澤節を展開した。
弘嵩は今回、フェザー級での初戦となるのだが「前回の試合が終わってから、そこからさらに落とすということで普段の生活からすべて見直して練習に集中してきた。減量は前回より楽だった」と順調な仕上がりを強調した。
今大会ではフェザー級王者の村越優汰もスーパーファイトを行うのだが、芦澤は「村越選手が明日もし負けたら、ベルトはいらない。挑戦することはやめる。だから村越選手には勝ってもらって、俺が挑戦するんだったらしてもいい」と話す。弘嵩は「フェザー級のベルトしか見ていない。そのために明日はいいメッセージになるような試合ができればいい」と改めてフェザー級王座への思いを口にするなどベルトに関しては好対照の姿勢を見せた。