今回は女装で勝負! 劇団Rexy『黒服ドレッサー』公開稽古
有馬芳彦がガチ女装を披露
女性向けアダルトコンテンツで活躍するセクシー男優を中心に結成された劇団Rexyの第7回公演『黒服ドレッサー』のゲネプロが11月7日、東京・下落合のTACCS1179で行われた。
同作はキャバクラを舞台とした黒服たちとキャバ嬢たちの物語。ナンバーワンキャバ嬢モエのわがままに耐えかねた黒服たち。なんとかモエに一泡吹かせようと彼らが練りに練った作戦は女装してキャバクラ嬢になってナンバーワンを取り、モエの鼻っ柱をへし折ろうというもの。
女装することになった黒服の海斗はメンバーの助言を受け徐々にいっぱしのキャバクラ嬢になっていくのだが、果たしてナンバーワンの座を奪い取ることができるのか…といったストーリー。
今回は劇団初の女性キャストを迎えての公演となっている。
女装する海斗を演じるのは劇団の看板俳優である有馬芳彦。作品の序盤こそ黒服で登場するが、途中からはドレスをまとい化粧をし、とガチ女装を披露する。
小田あさ美が「女性は自分のおっぱいはつかまない」とレクチャー
有馬は「僕もここまでガチな女装は初めてなんですが、結構慣れました。どうしたらきれいになるかいつも考えている。最近はアイラインも自分で引いています」とすっかり“女”になり切っている様子。ただ「座り方には苦労した。(女性らしい座り方は)腰に来る。男なんでどうしても足が開いてしまうし(笑)」と男ならではの苦労を口にする。また「演出家の鄭(光誠)さんとは“可愛いというよりはエレガントに”という話になったので黒木瞳さんのようなエレガントな女性を参考にした」と話した。
モエ役の小田あさ美は有馬の女装については「ライバル視を込めて78点くらい。楽屋でこの姿で過ごしている時は本当に女性らしい。リップの塗り方も女性。時折見せるしぐさも、やっぱり役者さんだなって思うんですけど、女性は自分のおっぱいはつかまないので-5点で73点です(笑)」と評価。まだまだ伸びしろがあるということか…?
公演は同所で11日まで上演。9日以外は当日券も販売の予定。