トーナメント出場の海人がV宣言「僕が主役。主役がベルトを獲るのは当たり前」 【11・18 SB S-cup】
「明日は自分のためのトーナメントだと思っている」
シュートボクシング(SB)の2年に一度の祭典「SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界 TOURANAMENT 2018」(11月18日、東京・両国国技館)の前日計量が17日、東京都内で開催された。
1回目の計量では世界トーナメントに出場するアレクセイ・フェドシープが350グラム、58.0kg契約でMOMOTAROと対戦予定だった笠原弘希が650グラムのオーバーで再計量となったが、ともに2回目の計量でパスした。
トーナメントは出場予定だったチャムアトーン・ファイタームエタイとマルコ・モイサーがケガのため欠場。それぞれランボー・ペットポートオー、トレント・ギルダムに変更となっている。
計量後に会見が行われ、今回のトーナメントの大本命であるSB日本スーパーライト級王者の海人は「明日は自分のためのトーナメントだと思っている。いろいろ出場メンバーは代わったが、僕がチャンピオンになることには変わりがない。しっかり獲ってもっともっと世界を広げていきたい」と挨拶した。
欠場のチャムアトーンが来日し欠場の挨拶
海人は9月大会でチャムアトーンに判定負け。また当初は前回大会の覇者で昨年4月に対戦して敗れているザカリア・ゾウガリーも参戦予定だったがこちらもケガで欠場とリベンジの機会を失してしまったのだが、きっちりと切り替えはできている様子。準決勝、決勝で戦いたい相手も「特にいない。誰でもいい」と語った。
1回戦で戦うチェ・ギョンジェが「映画やドラマでは主人公が最後まで生き残る。明日は海人選手が主人公で、私は悪役なのかもしれないが、最後に主人公ではなく悪党が残るような、そんな悪役をしっかりこなしたい」と話すと海人は「僕が主役だと思っている。主役がベルトを獲るのは当たり前だと思っているので、その主役をしっかりやり切りたい」と応じた。
また欠場のチャムアトーンが来日し、会見の冒頭に姿を見せ、「今回、右膝の靭帯のケガで試合ができない。ごめんなさい。来年、もう一度お願いします」と話した。