中邑真輔がロリンズに惜敗。レスナーはブライアンに圧勝【11・18 WWE】
勝利のロリンズは12・16「TLC」で因縁のアンブローズと対戦へ
WWE「サバイバー・シリーズ」(現地時間11月18日、カリフォルニア州ロサンゼルス/ステイプルズ・センター)でUS王者・中邑真輔とIC王者セス・ロリンズの初対戦が実現した。
実力者同士の対決は中邑が「カモーン」と挑発すると、ロリンズも中邑の真似で挑発するなど心理戦からスタート。
ロリンズが場外の中邑にトペ・スイシーダ3連打を決めれば、中邑も飛び付き腕十字から三角絞めを決めてロリンズを追い詰めた。白熱の攻防を展開する両者だったが、フロッグスプラッシュを避けた中邑が必殺のキンシャサをクリーンヒットさせるもカウント2。さらに追撃のキンシャサを狙った中邑だったが、ロリンズのスーパーキックからのカーブ・ストンプを食らって勝負あり。中邑はあと一歩のところまで追いつめるも、ロリンズとの王者同士の初対決に惜敗した。
試合後にはロリンズと因縁のディーン・アンブローズが挑戦するIC王座戦がPPV「TLC: テーブルズ・ラダーズ・アンド・チェアーズ」(12月16日、米カリフォルニア州サンノゼ/SAPセンター)で行われることが発表された。
ロウvsスマックダウンはロウの6勝0敗
メーンではユニバーサル王者ブロック・レスナーと新WWE王者ダニエル・ブライアンが対戦。レスナーがピンフォールを奪って頂上決戦に勝利した。
体格とパワーに勝るレスナーに対して、リング周辺を回りながらチャンスを狙うブライアンだったが、レスナーの大振りの一撃をもらうと、そのままスープレック5連発を食らってしまう。
圧倒的な破壊力のレスナーは不敵な笑みを浮かべながら必殺のF5を炸裂させるが、カウント2でブライアンを持ち上げてさらなる追撃を狙う。しかし、2発目のF5がレフェリーに誤爆するとそのスキにブライアンは急所攻撃からニープラスを炸裂。形勢の逆転に成功したブライアンはさらにイエスキックの連打から顔面ストンピングで畳み掛ける。勢いに乗るブライアンはさらにミサイルキック、ニープラス2発、イエスロックとレスナーをあと一歩のところまで追い詰めるも、最後は強引にブライアンを持ち上げたレスナーがそのままF5で投げ飛ばして勝負あり。レスナーがブライアンからピンフォールを奪って頂上決戦に勝利した。
この日は男女の5対5エリミネーション戦、ロウ女子王者ロンダ・ラウジーvsシャーロット・フレアーなど “ロウ”と“スマックダウン”2大ブランド対抗戦が行われたのだが、ロウ6勝、スマックダウン0勝でチームロウの全勝となった。