「やんちゃな僕らは…」ジャニーズJr.の安井謙太郎と森田美勇人がいたずら心を起こすも…!

 映画『ニート・ニート・ニート』の初日舞台挨拶が23日、都内にと行われ、主演の 安井謙太郎(ジャニーズJr.)、山本涼介、森田美勇人(ジャニーズJr.)、灯敦生、宮野ケイジ監督が登壇した。

 同作は、安井、山本、森田演じるニートの青年たちと灯演じる謎の家出少女というワケありの4人の逃避行を、北海道を舞台に描く青春ロードムービー。

「主演として初日を迎えられて本当にうれしいんですけど…」と切り出した安井。「今日は僕がMCをするということを、さっきそこで伺いまして。こういうのって事前に教えていただけるものなんじゃないかなと思って」と困惑するも、台本まで手渡され、森田からも「“ジャニーズあるある”ですから。YOUやっちゃいなよ!」と背中を押され、後には引けない状況に。「やるしかない」と、一瞬でMCモードに切り替え「さて、みなさん!お集まりいただいてありがとうございます。もっと盛り上がっていただいていいんですよ!」と軽快な滑り出しで初MCを開始した。

 まず、登壇者たちに撮影の思い出について質問した安井。すると森田が「僕らだけが車に乗っている状態で、車の外から撮影しているときに、やんちゃな僕らは“次の角で曲がってどこかに行っちゃおう”という話をしていたんですが、どこまでもまっすぐな道が続いていて」と北海道の雄大さを振り返った。一方で、移動は1台のロケバスに全員が乗り込んでギュウギュウ詰めだったとのこと。長身の山本、次いで森田に座りやすい席が用意されたが安井は「僕はどこでも大丈夫! そもそもロケバスで脚を伸ばせなくて大変というのも山本くんに言われて初めて知って、しびれません?と聞かれて“お、おう。しびれるね”と言っていた」とMC自ら自虐トークで会場を沸かせた。

 続いて「これはちょっと聞きたい。僕が座長として、ここが良かったよとか、かっこよかったとか…」と水を向けた安井だったが、山本が「そういうのはないです」と即答し会場も大笑い。そう言いつつも山本は「スタッフさんと一番コミュニケーションを取ってくれて、すごく助けられた」と語り、森田も「いつもずっと一番朝早く来てロケバスに乗っていた」。そんな言葉に照れ笑いしていた安井だったが「(一番早く来ることを)すごく心掛けているんだろうな、と思っていました」という冷静な森田のコメントに「それがバレちゃダメなの!」と苦笑い。灯は撮影時間外に安井と森田がダンスの練習をする姿を目撃したと明かし「映画ではニート役だけど、本当の2人はここまで働く人なんだ、と思いました」。

 最後に「まさかの初日に初MCをやらせていただいて、ラジオをやっていて良かったなと思いました(笑)。この映画は僕たちだけじゃなくて、ファンの皆さんや北海道の皆さんの力を借りて、みんなで作った映画という感じがしています。北海道はついこの間、地震が起こったばかりで、僕らも少しでも北海道の方々に恩返しが出来るような映画になったらいいなと一同、思っております」と真摯に語った安井。映画の魅力をたっぷりと引き出し会場を楽しませ、初MCを務め上げた。

 同作は全国公開中。