田中圭が新CMでロバートと共演「すごく警戒された」

 田中圭が、渡辺直美らが出演するボートレースのCMシリーズのメンバーに加わることになり、9日、都内で行われた新CM発表会に出席した。



 新しい「姫たちだってLet’s BOAT RACE」シリーズは、田中演じる脱サラしてボートレースの世界に飛び込んだ新人ボートレーサーを、渡辺らが演じる人魚姫姉妹、お笑いコンビのロバートが演じるカメラマンと記者が見守るというもの。シリーズは全10話で構成され、ドラマや映画のような作りだ。

 CMで演じた役そのままの扮装で登場した田中は、完成したCMを「面白いですねぇ~」と自画自賛。「これから先、続きもありますし。脱サラしてボートレーサーになるっていう男で、そいつの成長も楽しんでいただけたら」。また途中でCMでは歌も披露していると明かし、「初めてCMで歌を歌って、ものすごい緊張しました」と話した。



 イベントには、CMで共演しているCYBERJAPAN DANCERSとロバートの3人も登壇。カメラマンを演じた秋山は長ーいレンズをつけたカメラを持って登場すると「このカメラを持つとスクープを狙いたくなるというか、強い気持ちになりますね。いいものを撮りたくなる」と、アピール。CM撮影中、ロバートの3人から撮影攻めにあった田中は「すごく愛のある記者のみなさんなんですよ。すごい応援してくれるし……」と、笑顔を見せた。

 田中と秋山は共演経験もあるというが、ロバートとしては初共演。ロバートの印象を聞かれた田中が「みなさんがイメージされているとおりの温かい3人。別にこれといって印象の変化はなかった…」と話し出すと、「特にないって!!!」と山本がクイックレスポンス。田中がそのまま「ただなんですかね、楽屋にご挨拶に伺った時だけ、すごく警戒されてる感があって……」と続けると、「してない!」とロバート3人が強く否定。秋山が「……そっちがいつもニヤニヤ笑ってて、なんかこっちの様子を伺ってて、警戒している感じで」とやり返し、壇上で楽屋でのやりとりを再現までしてみせた。



 イベントでは、今年の意気込みを漢字一字で発表。田中は「新」で「新CMというのもありますし、今年この世界に入って20年目なので、気持ち新たに20年目を迎えたいな、と」。一方、ロバートを代表して秋山が記したのは「苺」! 秋山は「苺はみんなに愛されるし、苺がマジで嫌いっていう人はなかなかいない。世界中で愛される。ポップな感じで見習いたいところもあるし。あと、ブランド苺なんかもあるから、自分たちならではの、ロバートならではの世界観を出していきたい、と」。山本は「一文字史上、一番ポカンとしたよ」。馬場は優しいまなざしでやり取りを見守っていた。
 
 CMはオンエア中。20日から、第2話となる「カメラマンと記者」篇が放映される。