ストローマンの王座挑戦権剥奪。ベイラーがレスナーに挑戦へ【1・27 WWE ロイヤルランブル】
1・14ロウでハプニング発生
WWE「ロウ」(米国現地時間1月14日、テネシー州メンフィス/フェデックス・フォーラム)でビンス・マクマホン会長が強権を発揮し、“巨獣”ブラウン・ストローマンから「ロイヤルランブル」(現地時間1月27日、アリゾナ州フェニックス/チェイス・フィールド)でのブロック・レスナーへの王座挑戦権を剥奪。その後に行われたフェイタル4ウェイ戦で勝利を収めたフィン・ベイラーが挑戦権を獲得した。
この日、オープニングに登場したストローマンは「俺はロイヤルランブルでユニバーサル王座を手に入れる」とレスナーに対して勝利宣言をするが、突如ステージに現れたバロン・コービンと舌戦を展開。コービンが「お前じゃレスナーは倒せない。皆をがっかりさせるだけだ」と挑発すると、怒ったストローマンはバックステージまでコービンを追いかける。
リムジンを破壊されたビンスが激怒
ビンス・マクマホン会長のリムジンに隠れ込んだコービンを見つけたストローマンはパイプで窓を割ると、なんと鍵の掛かったドアも無理やり破壊してしまう。
これにビンスが「俺の車になんてことをしてくれたんだ。修理代は10万ドル(約1000万円)掛かるぞ」と激怒。さらにこれに反論したストローマンの王座挑戦権を剥奪した。
納得のいかないストローマンはリムジンを力任せにひっくり返してその場を後にした。
最後はベイラーがクー・デ・グラでシナにフォール勝ち
これを受けてジョン・シナ、フィン・ベイラー、バロン・コービン、ドリュー・マッキンタイアが空位となった挑戦権をかけてフェイタル4ウェイ戦で対戦。初代王者のベイラーが悲願の王座奪還に向けて挑戦権を獲得した。
4人が入り乱れる中、ベイラーはコービンのエンド・オブ・デイズやシナのアティテュード・アジャストメントを食らい苦戦を強いられるも、試合終盤、クレイモアでシナを沈めたマッキンタイアにDDTを決めると、最後はコーナートップからクー・デ・グラ(ダイビング・フット・スタンプ)をシナに炸裂させて3カウントを奪い勝利を収めた。
ベイラーはこの日、ジンダー・マハルの指名試合にも勝利しており1日2連勝を飾った。