判定勝ちに反省の皇治が「女の子に癒してほしい」と突如“甘えモード”を発動【K-1】
倒せなくて「マジでへこむ」
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」(3月10日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)の一夜明け会見が3月11日、東京都内で開催され、「日本vs世界・7対7」に出場し、ヤン・サイコに判定勝ちを収めた皇治は「反省している。倒せなくてへこんでいる。勝つことは当たり前で、倒すことにこだわっているからマジでへこんだ」といつになくローテンション。そして「女の子に癒してほしい。誰か癒して」と突如 “甘えモード”を発動した。
試合については「倒そうとしすぎて硬くなった。人間ってこんなに倒れないか、と。あいつも空気読んで倒れろよ、って。やってきたことが何もできなかった。ファンに期待させていたし倒すと約束していたのに、それを守れなくて反省している」と振り返った。
しかし武尊がラジャダムナンスタジアムの現役王者ヨーキッサダー・ユッタチョンブリーにKO勝ちし、皇治は武尊と判定負けということで「俺のほうがラジャ王者より強いってことですよね。俺はその“間接株あがり”をするために武尊君を育てているんです。武尊君がいろいろな奴をKOしてくれたら俺の株が勝手に上がるというのが俺のシナリオ(笑)。あいつがいい感じに育ったところで、もう1回俺があいつの首を狩りに行ければ最高かなという作戦を立てている」と徐々にいつもの皇治節が戻って来る。
大阪大会では「みんながビックリするようなカード」をK-1に要求
先日発表された8月の大阪大会については一度は「出ない!」と言いつつも、すでに皇治の顔のどアップのポスターが披露されたことから「また大阪でできることがうれしい」と徐々に軟化。
しかし「今、一番人気があると勝手に思っているから、相手がおらんでしょ。俺とやって盛り上がるのは武尊くらいしかおらんから。でも武尊は今育てているところだから。アッシー(芦澤竜誠)が頑張ってくれたら良かったんだけど…。だから8月は相手がいない。マイクパフォーマンスでええんちゃう? メーンイベントは俺のトークショー(笑)」とまさかの提案をしつつも「格闘技界を盛り上げたい。そのためには俺が倒していかないといかんなというのがあるので、そういうカードをやりたい。みんながビックリするようなカードをK-1に期待している」と最後はK-1に逆要求を出した。
ノットソンは「今後もK-1で試合をしていきたい」
大会で唯一の女子の試合となったKANAとの試合に勝利を収めたヨセフィン・ノットソンは試合については「前回は勝ったと思っていたが負けになってしまったので、今回は必ず勝ちたいと思っていた。今回の結果は涙が出るくらいうれしかった」と話した。
そして「今後もK-1で試合をしていきたい。もし今後タイトルが作られるのであれば女子のトーナメントを開催していただいて、そこにはKANA選手にも参加していただいて。そのためにはもっと多くの女子の選手が出てくることが必要。トーナメントではなくても大きな舞台を用意してくれるのならK-1で戦いたいという思いはある」と今後もK-1で戦っていきたいという意思を見せた。
今回の勝利でKANAとの対戦は記録上は1勝1敗。ただしノットソンとしては「前回の試合は負けたとは思っていない。昨夜勝ったことで自分のほうが強いということが証明できた。将来的に戦う機会があるかもしれないが、自分の気持ちの中ではKANA選手には2回勝っているというイメージ。もしやるなら違う女子の選手と戦いたい」と他の強豪との戦いに目を向けた。