皇治と武尊が前日の「格闘代理戦争」での騒動を謝罪

神妙な表情で謝罪した皇治
大阪大会への出場も自らの中で「保留」に

 AbemaTVで放送中の「格闘代理戦争 4thシーズン」の5月18日に放送された準決勝後に乱闘騒ぎを起こした皇治と武尊が翌日に行われたK-1両国大会のファンイベントで謝罪した。

 今回の格闘代理戦争はK-1ファイターが監督となりチームを結成。団体戦の抜き試合のトーナメントという形式となっており、準決勝で「TEAM武尊」と「皇治軍団」が対戦。試合はTEAM武尊が勝利を収めたのだが、敗れたにもかかわらずマイクを握った皇治を武尊が止めようとしたところ、皇治が放ったマイクが武尊の顔面に直撃。鼻のわきから出血した武尊が控室まで皇治を追いかけ――という出来事があった。

 イベントには別のパートに出演した2人。先に登場した皇治はいつになく神妙な表情で現れ「昨日の件は、俺がしたことは100%悪い。男として人としてカッコ悪いことをした。若い子が頑張っていたし、格闘技代理戦争もKrushでもみんながすごい試合をしたのに、俺がものを放ってしまったことは悪いことだった。すいませんでした」と頭を下げた。そして「せっかくみんなが楽しみに来てくれたのにこんな話になってしまって申し訳ない。昨日のことは反省しているから武尊君にも頭を下げたし、昨日の関係者みんなにちゃんと頭を下げたいと思っている。応援してくれているファンも裏切ってしまった結果になったから、会見ですべて話そうと思っている。今回のことはK-1が悪いのではなくて、俺の自覚のなさ。俺を責めるのは全然いいけど、K-1は応援し続けてほしいと思っています」などと続けた。

 ここで中村拓己K-1プロデューサーから皇治のK-1大阪大会(8月24日)の参戦が発表されたのだが、皇治はこれについても「俺は“大阪にK-1を持って帰る”と言って、持って帰ることができたんですけど。それは地方の若い子たちの懸け橋になれたらいいってカッコつけてやって、みんなのおかげで成功したのに、今回俺がこういうことをして、一丁前に“また俺が出る”とは言えない。この件が自分が言いたいことを全部言って、武尊も思っていることを全部言って、この件が終わってからそれは発表したいと思っているので、今はなしで。でもファンを裏切ることはしないので、ちょっとでも期待してくれたらうれしいです」と話し、大阪大会への出場については皇治自身の中では「保留」とされた格好になった。
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