レスナーがヴェラスケスにキムラロックで一本勝ち【10・31 WWE】

試合後レスナーはヴェラスケスをパイプ椅子上にF5で叩きつける(©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

9年越しのリベンジと王座防衛に成功


 WWE「クラウン・ジュエル」(現地時間10月31日にサウジアラビア・リヤド/キング・ファハド国際スタジアム)のオープニングマッチで “ザ・ビースト”こと王者ブロック・レスナーと元UFCヘビー級王者ケイン・ヴェラスケスがWWE王座をかけて激突した。

 9年ぶりとなる因縁の再戦でヴェラスケスが蹴りを中心とした打撃で攻め込めば、レスナーはタックルでヴェラスケスの懐に入り込んでコーナーに追い込んでいく。

 しかし、ヴェラスケスが強烈なヒザからハイキックを決めてレスナーからダウンを奪う。ヴェラスケスはここで、チャンスとばかりにパウンドで攻め込むが、逆にレスナーはヴェラスケスの腕を取って得意の寝技に引き込むとそのままキムラロックで仕留めてタップ勝ちを収めた。

 王座防衛と9年越しのリベンジを果たしたレスナーは試合後もヴェラスケスへの攻撃をやめない。見かねたセコンドのレイ・ミステリオがパイプ椅子でレスナーを襲撃するが、レスナーはミステリオを蹴散らすと、ヴェラスケスにパイプ椅子攻撃の連打からとどめのF5。

 しかしミステリオが息子を襲われた恨みを晴らすべく再びパイプ椅子で攻撃してレスナーをリングから追い出した。