武尊が立ち技格闘技界を統一して「K-1最強」証明へ【3・22 K’FESTA.3】
「K’FESTA.3」で「K-1&ISKAダブルタイトルマッチ」を行う武尊
「前回の試合と比べ物にならないくらいいい仕上がり。完全復活する姿を見てほしい」
「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が3月7日、神奈川県内の所属ジムで公開練習を行った。
武尊は今大会のメインでISKA世界王者アダム・ブアフフと「K-1&ISKAダブルタイトルマッチ」で対戦する。
この日の練習では得意の右フック、左フックに左右のミドル、ヒザ蹴り。そしてバックスピンキックを交えるなど多彩な攻撃を見せた。
練習後の会見では「今年は年明けからアメリカ合宿に行って、帰ってからも2カ月半ずっと練習をしてきた。去年の復帰戦の状態からどこまで上げられるかということを課題にやってきたが、ケガをする前以上の動きになってきているし、仕上がりも前回の試合と比べ物にならないくらいいい仕上がり。今回は自分でも楽しみ。完全復活する姿を見てほしい」と順調な仕上がりのよう。
その復帰戦となった昨年11月のK-1横浜大会での村越優汰戦は判定勝ちに終わったのだが、やはりケガ明けとあって万全の出来ではなかった。それはスパーリング不足もひとつの原因となっていた。
武尊も「ケガをしてから半年以上スパーリングができなかった。実戦での距離感は体に染みつかせていかないと、というのはある。今回はそれがよくできているのかなと思う。あとはミットより(スパーリングで)実際に戦うほうが自分的にはいい練習ができているという感覚がある。仕上がり具合がどうこうより、実戦練習ができるというのは自分としては気持ちがいい」などと今回は豊富なスパーリングをこなせているよう。