才賀紀左衛門がK-1に電撃参戦「海老蔵さんよりかっこいいお父さんに」

K-1への電撃参戦が決まった才賀紀左衛門(撮影・上岸卓史)

江川優生の持つフェザー級王座にターゲット


 旧K-1時代の「K-1甲子園」に出場しプロデビューも果たした才賀紀左衛門の新生K-1への電撃参戦が8月25日、発表された。

 この日は11月3日に開催される新生K-1初の福岡大会の第1弾カード発表会見が行われたのだが、会見の最後に才賀の参戦が発表された。

 才賀はK-1でのプロデビュー以降、Krush、シュートボクシング、IT’S SHOWTIME JAPANといった数々のリングに上がり、2014年には総合格闘技に転向しパンクラス、RIZIN、DEEPにも参戦。2018年にはREBELSでキックボクシングに復帰していた。

 才賀は「ずっとK-1には出たかったので帰ってこられるのがうれしい。コロナの時期に考えることがたくさんあって、自分と見つめ合った時に、K-1でプロになってデビューして、たくさん挑戦してきた中で総合もやった。でも僕は男の人にひっつかれるのは苦手なので、やっぱり殴り合いをしたいというか、練習でも立ち技のほうが楽しい。いろいろな格闘技を見ていて自分が一番出たいのはどこなのかなってコロナの時に向き合って、K-1に出てK-1のベルトを獲りたいというのがあったので、参戦できるのがすごくうれしい」と参戦へ至った心境を語った。

 そして「どうせ立ち技をするなら日本一のところがいいと思ったのでK-1に出たいと思った。武尊はいっぱい背負っていてストレスがヤバいと思うので、ちょっとでもそこを和らげられるように僕も頑張りたいと思う」と武尊同様にK-1を引っ張る存在になることを目指すという。

 階級については「自分の中でのベスト階級は自分自身、まだ分かっていなくて…57.5kgだったり60kgだったり、K-1では63kgでやっていたけれど、僕は武尊のこと大好きなので、好きな人間と殴り合うのは嫌なので、江川君の57.5kgを狙っていこうと思います」と江川優生の持つK-1 WORLD GPフェザー級のベルトに標的を定めた。

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