浅草にユニークな顔のパイが登場!東京唯一の「パイフェイス」六区にオープン

 浅草の六区ブロードウェイ沿いの商業施設「浅草ROX・3G」に1日、オーストラリア発祥のユニークなパイ専門店「パイフェイス」の新店舗「パイフェイス 浅草ROX・3Gショップ」がオープンした。2015年に日本に上陸した「パイフェイス」は、具だくさんのミートパイを中心としたセイボリー(惣菜)パイやスイーツパイなどバラエティ豊かなパイに、それぞれの具材に合わせた顔を描いてパイの中身を表現。日本では現在、千葉・京都・埼玉で3店舗を展開しており、浅草ROX・3Gショップが東京の唯一の店舗となる。編集部は早速、プレス向け内覧会で自慢のパイを実食した。

 浅草の目抜き通りとなる六区ブロードウェイに面し、ガラス張りにあたたかみのあるトマトレッドと木目を生かした看板が目印の「パイフェイス 浅草ROX・3Gショップ」。店内に入ると焼きたてのパイのバターの香りが広がり、店頭のカウンターにはさまざまな表情のかわいらしいパイが所狭しと並んでいる。取り扱っているのはセイボリーパイ9種、スイーツパイ5種、ドリンク10種、スープ3種。パイの大きさは食べやすいように本国より小さめの直径約10cmだというが、具材がたっぷり入っているのでボリュームは十分。年に4〜5回程度は季節の限定パイが登場、すべてテイクアウトにも対応している。
写真左より「クラシックミンスビーフ」「チャンキービーフ」ひとつおいて「チキンマッシュルーム」各390円(すべて税別)
 セイボリーパイの一番人気「クラシックミンスビーフ」は、香辛料で味つけしたミンチビーフを贅沢に詰め込んだミートパイだ。パイの顔は口元がミンス(Mince=ひき肉)の「M」を表現した何とも愛らしい表情。ひと口頬張ると、熱々でちょっと甘めのミンチビーフがパイからあふれ出る。そのほかにもチキンの「C」を表現した顔のパイに、じっくり煮込んだホワイトソースと大きめにカットしたチキンとマッシュルーム、玉ねぎが入った「チキンマッシュルーム」、ステーキの「S」を表現した顔のパイに、グレイビーソースで味つけした角切りビーフにブラックペッパーを効かせた「チャンキーステーキ」など、本国の人気メニューはもちろんリゾットやペンネが入った日本オリジナルメニューも充実。

 スイーツパイに関してはすべてが日本オリジナルメニューで、セイボリーパイより少し小さい直径約9cm。こちらは日本でもおなじみの「りんご」のほか和テイストの「あんバター」、「板チョコ」を表現した顔のパイに、ヘーゼルナッツ風味のチョコレートクリームとキューブ型チョコレートが入った「チョコ&チョコレート」など、ティータイムや食後にうってつけのパイが勢揃いしている。

 オーストラリアでは国民食で、日本のおにぎりのような位置づけのソウルフードだというミートパイ。イートインはもちろん、あたため方を書いたペーパーを添付しているため、テイクアウト後も自宅でサラダやフルーツ、スープ、ドリンクなどと組み合わせてシーン別に楽しめる。おしゃれなワンプレートごはんにひとつ添えるのもかわいいけれど、いくつか集まると表情豊かなパイに思わず笑顔になってしまうこと必至! 浅草の食べ歩きフードやお土産にもぴったりの「パイフェイス 浅草ROX・3Gショップ」にぜひ足を運んでみて。

>>次ページではプレス向け内覧会で試食したパイを紹介!
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