藤井聡が語る「“ホンマもん”を見極めるために必要なこと」

藤井聡氏
 元内閣官房参与で京都大学大学院教授の藤井聡が経済・政治を中心に話題のトピックスを徹底解説する教養バラエティー番組『東京ホンマもん教室』が11月からTOKYO MX1にてスタート!大阪都構想にもいち早く切り込むなど、鋭い視点で社会を見据える藤井が同番組への意気込みを語る。

「番組名にも“教室”とついていますが、教室とは本当のことを教える場所。つまりこの番組は、マスメディアであっても玉石混交の情報が入り交じる昨今にあって、ホンマもんのことを伝える番組ということです。僕も関西でレギュラー番組がありますし、いろいろな番組に出させていただいておりますが、やはりテレビでは視聴者の注意を引くような見せ方をしがちで、また1つの情報に対する放送時間が短いために理解を深めることが難しい。それで誤解が広がり世論が歪んでしまうことがままあるのだと思います」

 だからこそテレビメディアが“ホンマもん”を伝えることがますます重要になっている。

「よくテレビでは配慮事項や業界のタブーがあるなどと言われていますが本来、公序良俗を乱さない限りどんな領域のことだってテレビ上で自由に言論を交わせるはずなんです。しかし今なかなかそれも難しい。そういう意味でも、本番組では60分番組としてしっかり“ホンマもん”を探りそれを視聴者にお届けしていきたいと思っています。MXさんとも一緒に番組を練り上げつつ忖度は無しでいきます(笑)」
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