【インタビュー】本仮屋ユイカ、恋と食欲と妄想を全開に!?
ドラマ『片恋グルメ日記』主演
今年放送された主演ドラマ『マイラブ・マイベイカー』も話題を呼び、コロナ禍のなかでも何かできることを、と始めたYouTubeも大人気。30代に入り、ますます幅広く活躍する女優・本仮屋ユイカが「自分のすべてを使った」と語る最新主演ドラマ『片恋グルメ日記』を語る!
撮影・蔦野裕 スカート:2万円/メゾンスペシャル(メゾンスペシャル 青山店)、イヤリング(片耳):1万2000円/atelier ST.CAT (st-cat.com)、ブーツ:3万5000円/ファビオルスコーニ ペル ワシントン (銀座ワシントン銀座本店) 他 スタイリスト私物 ※各税別
シズル感あふれる劇中の料理シーン、実は本仮屋自ら…
「ある意味、みんなに同じように時間を与えられたようなものなので、自分ができることを探してやっていかないとと思って、新しいことにいろいろ挑戦したり、普段以上にトレーニングに励んだりしていました。筋トレのおかげで周りからも“やせたね!”と言われて…あ、私太ってたんだ?と思いましたけど(笑)」
自身が立ち上げた公式YouTubeの好評を喜ぶ本仮屋ユイカ。自粛期間中、ドラマや映画の撮影も延期になるなど大きな影響もあったのでは。
「来年放送の新春ドラマで花魁の役をやらせていただくのですが、それもコロナの影響で撮影が延びましたね。結果的に準備期間がたっぷりできてしまったので(笑)、役作りにも集中することができました」
そんな彼女が「これまでのキャリアで培ったものを注ぐことができました」と語るのが現在、TOKYO MXで放送中の月曜ドラマ『片恋グルメ日記』。アキヤマ香の同名コミックを実写化した、恋とグルメが満載のラブコメディーだ。
「自分でも代表作の1つになったと自信を持って言える作品になったと思っています。それほど、自分ができることすべてをやり切った作品でした。もちろん、どんな作品でも自分がやれることは全部やっていますが、本作ではこれまでやってきたナレーションの仕事やバラエティー番組での仕事、もちろん俳優としてやってきたあらゆるジャンルや役どころでの経験を、全開して生かすことができたんです。劇中に登場する料理は、私が切り分けたりもしていましたし、撮影でも自分で箸上げ(箸でひと口分を持ち上げてみせること)したりもしました。我ながら、あのシズル感はバラエティーでグルメを扱ってきたからこそだと思います」
同時に食べるのが大好きという才能も多いに役だったもよう。
「このお仕事が決まったときにマネジャーさんから“よかったね、当たり役だね!”と言われました。食べるシーンが多い役というだけでそう思ったらしいです(笑)。結果的にその通りだったんじゃないかと。やっぱり食べるシーンも多いので、食べるのが好きじゃないと、しんどかったと思います。1回の収録で平均2人前弱は食べていたんじゃないかな。いろんな角度やバージョンの画があったほうが躍動感が出て食べるシーンが面白くなるので、何回も撮るんですよね。最初は、5口くらいで済む予定だったのですが、しだいにスタッフたちも“この人、食べられるぞ…!”と気づいたんでしょうね(笑)」
ちなみに、自身の食べものへのこだわりは?
「温かくすること! 仕事の合間の食事では冷たいお弁当を頂くことも多いので、温かいものを食べると本当に幸せな気持ちになるんです。おいしいかどうかより、まず温かいかどうかを気にするかも。とにかく温もりがあるうちにいただこうと、休憩に入るとお弁当を真っ先に取りに行って、そんなにお腹減ってたのって言われたりします(笑)」
料理の切り分けや見せ方もできるうえ、食べるのも大好きで、1日に数回分の収録をこなすことができるという本仮屋の“才能”に、平林克理監督をはじめスタッフたちも大助かりだったもよう。
「2時間くらいでまた食べるシーンを撮影できるので、監督もスタッフも喜んでいました(笑)。もともと手先を使う作業が好きで、しかも食いしん坊なので、そういう部分も見事に自分的にハマった作品でしたね」
自分の撮影シーン以外にも作業が多い現場は大変だったのでは。
「むしろ、ここまで自分の持つすべてを使わせてもらえるのがありがたかったです。確かに大変ではありますが、せっかく自分を使って表現しているなら全身全霊、隅から隅まで使い切りたいという思いが常にありました。今回はそれを叶えさせてもらったと思います。平林監督とは、不思議なほどまったく同じビジョンを持つことができていました。私がまだつかめていないなと思いながら現場に行っても、平林監督と答えを見つけることが絶対にできるという信頼関係をもとに濃密なセッションを重ねることができて、大変ではありましたが楽しかったです」
「ある意味、みんなに同じように時間を与えられたようなものなので、自分ができることを探してやっていかないとと思って、新しいことにいろいろ挑戦したり、普段以上にトレーニングに励んだりしていました。筋トレのおかげで周りからも“やせたね!”と言われて…あ、私太ってたんだ?と思いましたけど(笑)」
自身が立ち上げた公式YouTubeの好評を喜ぶ本仮屋ユイカ。自粛期間中、ドラマや映画の撮影も延期になるなど大きな影響もあったのでは。
「来年放送の新春ドラマで花魁の役をやらせていただくのですが、それもコロナの影響で撮影が延びましたね。結果的に準備期間がたっぷりできてしまったので(笑)、役作りにも集中することができました」
そんな彼女が「これまでのキャリアで培ったものを注ぐことができました」と語るのが現在、TOKYO MXで放送中の月曜ドラマ『片恋グルメ日記』。アキヤマ香の同名コミックを実写化した、恋とグルメが満載のラブコメディーだ。
「自分でも代表作の1つになったと自信を持って言える作品になったと思っています。それほど、自分ができることすべてをやり切った作品でした。もちろん、どんな作品でも自分がやれることは全部やっていますが、本作ではこれまでやってきたナレーションの仕事やバラエティー番組での仕事、もちろん俳優としてやってきたあらゆるジャンルや役どころでの経験を、全開して生かすことができたんです。劇中に登場する料理は、私が切り分けたりもしていましたし、撮影でも自分で箸上げ(箸でひと口分を持ち上げてみせること)したりもしました。我ながら、あのシズル感はバラエティーでグルメを扱ってきたからこそだと思います」
同時に食べるのが大好きという才能も多いに役だったもよう。
「このお仕事が決まったときにマネジャーさんから“よかったね、当たり役だね!”と言われました。食べるシーンが多い役というだけでそう思ったらしいです(笑)。結果的にその通りだったんじゃないかと。やっぱり食べるシーンも多いので、食べるのが好きじゃないと、しんどかったと思います。1回の収録で平均2人前弱は食べていたんじゃないかな。いろんな角度やバージョンの画があったほうが躍動感が出て食べるシーンが面白くなるので、何回も撮るんですよね。最初は、5口くらいで済む予定だったのですが、しだいにスタッフたちも“この人、食べられるぞ…!”と気づいたんでしょうね(笑)」
ちなみに、自身の食べものへのこだわりは?
「温かくすること! 仕事の合間の食事では冷たいお弁当を頂くことも多いので、温かいものを食べると本当に幸せな気持ちになるんです。おいしいかどうかより、まず温かいかどうかを気にするかも。とにかく温もりがあるうちにいただこうと、休憩に入るとお弁当を真っ先に取りに行って、そんなにお腹減ってたのって言われたりします(笑)」
料理の切り分けや見せ方もできるうえ、食べるのも大好きで、1日に数回分の収録をこなすことができるという本仮屋の“才能”に、平林克理監督をはじめスタッフたちも大助かりだったもよう。
「2時間くらいでまた食べるシーンを撮影できるので、監督もスタッフも喜んでいました(笑)。もともと手先を使う作業が好きで、しかも食いしん坊なので、そういう部分も見事に自分的にハマった作品でしたね」
自分の撮影シーン以外にも作業が多い現場は大変だったのでは。
「むしろ、ここまで自分の持つすべてを使わせてもらえるのがありがたかったです。確かに大変ではありますが、せっかく自分を使って表現しているなら全身全霊、隅から隅まで使い切りたいという思いが常にありました。今回はそれを叶えさせてもらったと思います。平林監督とは、不思議なほどまったく同じビジョンを持つことができていました。私がまだつかめていないなと思いながら現場に行っても、平林監督と答えを見つけることが絶対にできるという信頼関係をもとに濃密なセッションを重ねることができて、大変ではありましたが楽しかったです」