角田徹「世の中の流れを完全に止めた感染症」【2020年重大ニュース】
気になるあの人の2020年重大ニュース
12人の識者が激動の2020年を振り返る
2020年が終わろうとしている。今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響による緊急事態宣言などで「時間が止まった」こともあり、あっという間の1年だったと思う人も多いのでは? 本来だったら今年は夏に東京オリンピック・パラリンピックが開催され、今頃は「beyond2020」を旗印に2020年以降の日本のあり方が議論されていたころだろう。ところが現在は新型コロナウイルスの猛威のせいで日本どころか世界中が「withコロナ」の新しい時代を模索している。後世、語り継がれることになるであろう2020年の重大ニュースを各界の著名人の方々に挙げてもらった。
角田徹
新型コロナウイルス
社会の仕組みや人との付き合い方が変わってしまい、世界的な広がりでグローバル化やインバウンドの波も消失。感染症が世の中の流れを完全に止めて逆行させるとは思いませんでしたね。一方で今後もなくなることはなく、いつかは風邪の一種になる気がしています。
東京都医師会
これだけ医師会が注目されたのは初めてのこと。医療現場の声を分かっていただけたのは大きいですし、自分自身もテレビ出演するとは思いませんでした。PCRセンター設置の際は、ある番組のコメント
が一斉に報道され、国会で質問があり厚生労働省が動き出すなど、メディアの力も感じました。
山登り
遅めの夏休みに息子と北アルプスへ。以前は雑魚寝が当たり前だった山小屋ですが、今年は予約制で隣に誰もおらず、あまりにも快適でびっくりしました。
社会の仕組みや人との付き合い方が変わってしまい、世界的な広がりでグローバル化やインバウンドの波も消失。感染症が世の中の流れを完全に止めて逆行させるとは思いませんでしたね。一方で今後もなくなることはなく、いつかは風邪の一種になる気がしています。
東京都医師会
これだけ医師会が注目されたのは初めてのこと。医療現場の声を分かっていただけたのは大きいですし、自分自身もテレビ出演するとは思いませんでした。PCRセンター設置の際は、ある番組のコメント
が一斉に報道され、国会で質問があり厚生労働省が動き出すなど、メディアの力も感じました。
山登り
遅めの夏休みに息子と北アルプスへ。以前は雑魚寝が当たり前だった山小屋ですが、今年は予約制で隣に誰もおらず、あまりにも快適でびっくりしました。
1980年、東京医科大学卒業。同大学外科学教室、愛知県がんセンター放射線診療部、山梨医科大学第一外科、米国カルフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)外科客員研究員などを経て、91年三鷹市にて角田外科消化器科医院開設。09年より公益社団法人東京都医師会理事、15年より同副会長に就任。