ドラマ『青きヴァンパイアの悩み』でコロナに翻弄される心優しき吸血鬼役! 桐山漣×ゆうたろう【インタビュー】

 コロナ禍で密かに繰り広げられていた心優しき吸血鬼のニューノーマルな日常を描くTOKYO MX新月曜ドラマ『青きヴァンパイアの悩み』で、“青き(=未熟な)ヴァンパイア”を演じる黒澤蒼(くろさわそう)役・桐山漣と紫藤葵(しとうあおい)役のゆうたろうを直撃!
撮影・蔦野裕 桐山漣 スタイリスト・吉田ナオキ/衣装協力: Sian PR(03-6662-5525)、BLUE IN GREEN pr(03-6434-9929) ゆうたろう 衣装・本人私物
 自分の力で血を吸ったことがなく、頼りにしていた血液の配給がコロナの影響で停止。ニューノーマルに四苦八苦する、憎めないヴァンパイア役で初共演を果たした2人。

桐山漣(以下:桐山)「実は最初、どんな感じで話しかけたらいいのか迷ってたんです(笑)。ゆうたろうくんは物静かそうな雰囲気で。でも話すとすごくちゃんと返してくれるし、自分からもいろいろ話しかけてくれるし、気づいたら自然体で話せる仲になっていましたね」

ゆうたろう「最初にご挨拶させていただいたときは、お互い、作品や芝居に対する話しかできなくて“仕事モード”だったから、仲良くなれるかなと僕も少し不安だったんですけど(笑)、桐山さんの話を聞いていて作品に対する気合や熱量を感じて、一緒にお仕事をするのがすごく楽しみになりました。同時に、撮影現場でいかに素の“桐山漣”を引き出すかを目標にしてました(笑)」

桐山「そんなことを目標に…(笑)」

ゆうたろう「この作品の中で蒼と葵の関係性はとても重要だから、2人の間に距離感が出てしまうのが嫌だったんです。でも桐山さんはすごくノリが良くてボケたらボケ返してくれるし、本当にお兄ちゃんみたいに接してくれて。僕だけじゃなく、現場のスタッフさんにも常に気を配って声をかけたりしている姿を見て、主演のあるべき姿を学んだというか、仕事に対する姿勢の面でも、とても勉強になりました」

桐山「めっちゃいいことばっかり言ってくれてる(笑)。でもゆうたろうくんの方こそ、気配り上手だよね。お昼休憩のときにお弁当もらおうとしたら僕の分も取ってきてくれたり、食べ終わったら僕が片づける前に片づけてくれたり…。はたから見たら僕がパシらせているように見えるのでそこは否定したいんですけど(笑)。そういう気配りが自然体でできるんですよね」

ゆうたろう「ファンのように桐山さんを観察していたので(笑)。みんなのお兄ちゃん的存在でありながら、ときどき末っ子のような天然な一面もあったりして、これをファンの方が見たらたまらないだろうな、と思って…盗撮したりもしていました(笑)」
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