志朗を迎え撃つ那須川天心が「今回はスピードだけで戦うつもりではない」と謎の一言【2・28 RISE】
2月28日、志朗と対戦する那須川天心(©RISEクリエーション)
久しぶりの適正体重に「自分も周りも楽しみだと思う」
「RISE ELDORADO 2021」(2月28日、神奈川・横浜アリーナ)に出場する那須川天心(TARGET/Cygames)が千葉のTEPPEN GYMで公開練習を行った。
同大会で那須川はISKAムエタイ世界バンタム級王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)と対戦する。
この日、那須川はシャドーとミット打ちを披露。軽快な動きを見せた。
練習後に行われた会見では「減量中って、みんなネガティブだったり体調面も良くないですが、僕は顔がほっそりしてきたのでちょっとはマシな顔になってきたなという思いがあって、日に日に楽しみです(笑)。体重の面も体調の面もいい。志朗君も凄い強い選手なので、その対策を考えるのにすごく充実している」と話すなど心身ともに順調な仕上がりのよう。
前戦は大晦日の「RIZIN.26」でクマンドーイ・ペットジャルーンウィットと対戦。対戦相手が試合の8日前に決定という状況ということもあり、試合は判定となってしまったが「大晦日とは全く違う。準備期間もちゃんとあったし、55kgの適正体重でできるのも3~4年ぶり。今までは自分のベストで試合をしているところをあまり見せていないので、自分も周りも楽しみだと思う」と話した。
55kgで戦うことにより「一番はキレが増している。55だからといって、スピードが速いだけが正義ではない。そこは試合を見てもらえれば。今回はスピードだけで戦うつもりではない」とし「3分3Rしかないので9分間、志朗君に謎を与えようかと思う」と謎めいた発言。