iScream|Maybe…YES ーー月刊EXILE
LDHの新ガールズユニット iScreamが、6月23日に『Maybe…YES EP』で待望のメジャーデビューを果たした。2018年開催の『LDH Presents THE GIRLS AUDITION』にてグランプリを獲得したRUIと、ファイナリストのYUNA、HINATAによる3人で2019年に結成され、平均年齢16.7歳ながら、圧倒的な歌唱力と高いダンス力を兼ね備えた実力派ユニット。今号では初登場となる彼女たちにグループ結成秘話や今作に込めた想い、さらにデビューを果たした現在の心境などを語ってもらった。
── 本誌初登場となりますので、まずは自己紹介からお願いします。
RUI(以下R):はじめまして。愛知県出身、17歳、高校3年生のRUIです。ギターの弾き語りをするのが好きです。好きな食べ物は素麺です。性格は、自分では実感がないのですが、よく「ギャップがある」と言われます。
YUNA(以下Y):大阪出身、17歳の高校3年生のYUNAです。3人のムードメーカーという立ち位置で、天真爛漫な性格とよく言われます。あと、好きな食べ物は粉チーズです。
HINATA(以下H):宮城県出身、ふたりよりひとつ下の16歳の高校2年生のHINATAです。末っ子だけど「いちばん冷静」とふたりに言われます。好きな食べ物はさくらんぼで、グッズをたくさん集めるくらい大好きです。
── そんな皆さんで結成されたiScreamですが、グループ名の由来は?
R:iScreamのiは“私”と“love”の“愛”、Screamは“叫ぶ”という意味で、私たちの楽曲やパフォーマンスを、日本中、さらには世界中に音楽を通して「愛を叫び続ける」というのをテーマに活動しています。
── 結成からデビューにいたるまでの経緯を教えてください。
Y:2018年に『LDH Presents THE GIRLS AUDITION』でグランプリを受賞したRUIとファイナリストの私YUNAとHINATAで結成をして、この2021年までの2年間はコロナもあったので、3人で一緒に家でダンスの作品を作ったり、1曲課題を自分たちで決めてそれに向かって歌の練習したり、コツコツスキルを伸ばせるよう、自分たちで行っていました。
── 約2年の期間を経て、ついに6月23日にデビューとなりましたが、デビューが決まったときの心境はいかがでしたか?
H:小さいころから夢見ていたことだったので、すごくうれしい気持ちがありました。でも、それ以上に私は驚きのほうが大きく、あまり実感がわかなかったというのが正直なところです。
Y:私とRUIは泣きました。
R:私は普段はあまり泣かないタイプなんですが、いちばんに泣いてしまいました。家族と一緒に追いかけていた夢でもあったので、この2年間はあまり活動ができなかったので、少しもどかしい気持ちがありました。応援し続けてくれていた家族に、「デビューが決定した」と伝えることができて、涙が止まらなかったです。
── 1st EP『Maybe…YES EP』にはバリエーション豊かな4曲が収録されていますが、それぞれの楽曲について紹介してください。まず「Maybe…YES」から。
Y:最初に聴いたときは、一言で言うとすごくかわいい曲だなと思いました。歌詞は誰もが経験したことがあるような内容だったので、レコーディングのときはイメージしやすく、感情移入しながら歌うことができました。
R:2番のAメロに〈斜め後ろの席から 君が視界に入るたびClose my eyes〉という歌詞があるんですけど、私はここの1行がすごく好きです。学校の教室は誰もが見たことがある情景だと思いますし、この曲は初恋に気付くピュアな気持ちを描いていて、誰もがキュンキュンできる、そのときの景色に戻れる歌詞だなと思いました。
H:またパフォーマンスも、今までにない振付だったので、すごくかわいらしい歌詞とリンクするキャッチーな振りになっているので、ぜひ皆さんにも覚えて一緒に踊ってもらえたらうれしいです。
── Music Video(以下MV)の見どころは?
Y:個人的に夕焼けをバックにしたシーンです。時間ごとに沈んでいく太陽によって夕焼けの色が違ってすごくきれいなので、注目して観ていただきたいです。
H:私はグラフィックアートとのコラボレーションです。楽曲のコンセプトに合ったグラフィックでよりMVが華やかに表現されています。
── では、2曲目の「Scream Out」についてお聞かせください。
Y:この楽曲は4曲のなかでいちばんのダンスチューンで、「虜にさせるから」というような、女の子の強気な部分が歌詞に描かれていて、この曲を聴いたら私自身もすごく自信を持てたというか、自分らしく、前を向くことができる曲だと思います。
── 3曲目、「Sugar Bomb」はどんな曲ですか?
H:「Sugar Bomb」はこのなかでいちばんポップで、女の子のキラキラした日常を描いている楽曲です。かわいくなりたいと自分に磨きをかけている女の子にぜひ聴いていただきたいですし、朝の準備をするときとか、登校するときに聴いたらすごくテンションが上がりますね。
── 4曲目の「Pendulum」についてもお願いします。
R:「Pendulum」は、恋の駆け引きをゲームのように楽しむ、小悪魔な感じの女の子が歌詞に描かれています。先の3曲と比べると私たちの歌い方だったり、〈まつげも上向きになる〉といったフレーズだったり、曲調がちょっと大人っぽい感じになっています。女の子だったらメイクをしているときのBGMにしていただけたら、ノリノリなリズムでメイクがはかどるんじゃないかなと思います。
── 今作を楽しみにしている皆さんにどのように受け取ってほしいですか?
R:今4曲紹介させていただいたように、4曲とも全部雰囲気が違って、4種類のiScreamが感じられる、デビューEPにふさわしい盛りだくさんな作品になっているので、ぜひ楽しんでいただきたいです。
Y:4曲とも女の子の恋する気持ちを表現していて、いろんな恋のパターンを、たくさんの方に共感していただけたらうれしいです。
── また今回Dream Ayaさんに写真を撮ってもらいましたが、いかがでしたか?
R:最初は緊張したのですが、Ayaさんと一緒に何かを制作できるということがすごくうれしかったです。
H:憧れのAyaさんに撮影していただいて、本当に素敵な写真ばかりで感動しました。また次お仕事させていただくときにはもっと成長したiScreamでありたいと思いますし、活躍できるように頑張りたいです。
── これから実現したい夢や目標を教えてください。
Y:ファンの方と一緒に大きくなって、一緒に大きなステージで素敵な景色を見たいというのが私たちのひとつの目標でもあるので、一緒に成長して、ファンの方との絆が深まっていったらうれしいです。
── 最後に読者の皆さんへメッセージをお願いします。
R:私たちも一読者として見させていただいていたこの雑誌に自分たちがデビューするタイミングで初めて出させていただくことができてすごく光栄です。『月刊EXILE』を通していろんな表情のiScream、パフォーマンスをしているときとはまた違った、私たちiScreamの姿もこれから皆さんにたくさん見ていただけるように頑張りたいと思っています。よろしくお願いします。
月刊EXILE ( http://www.exilemagazine.jp/ )8月号より
Debut 1st EP
『Maybe…YES EP』
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